虹のコンキスタドールが7月14日(水)、Anniversary EP『RAINBOW SUMMER SHOWER』をリリース。グループ結成7周年記念日に発売となる同作について、メンバーの鶴見萌、大和明桜、桐乃みゆに話を聞いた。
――はじめに、今回のEP『RAINBOW SUMMER SHOWER』がどんな作品なのか教えていただけますか? 虹色=7周年ということで、記念すべきタイミングでのリリースになりますが。
鶴見:『RAINBOW SUMMER SHOWER』は、7周年を迎える虹コンということで7曲、しかも全て新曲で構成されています。アルバムで全部新曲っていうのは多分、今回が初めてなので、すごい豪華な内容となっております。
――すでにお披露目済みの「世界の中心で虹を叫んだサマー」「美味いものファンクラブ」の聞きどころ、ポイントはどんなところでしょうか?
桐乃:「世界の中心で虹を叫んだサマー」は虹コンの今までの夏曲とか歌詞や振り付けが入っていたりとか、虹コンの歴史がギュッと詰まった曲になっているので、ファンの方は「これ、あの曲の振り付けだ」とか「ここの歌詞、あの曲から取ってるんだ」とか、そういう発見ができると思います。そう考えると面白くて、エモい曲なのかなって思います。
鶴見:今までの夏曲は男女の恋愛模様…進んだり、停滞したり、後退したりみたいなのを描いてきてたんですけど、今年の「セカチュー(世界の中心で虹を叫んだサマー)」に関しては「なんたってアイドルなんですっ♪」って、「アイドル」っていうワードが初めて入った曲で。
今までは男の子と女の子の恋愛模様を、私たちとファンの方に当てはめて聞くみたいな感じで描かれてたのが、突然「アイドル」っていう単語が入って。「なんたってアイドルなんですっ♪ マイク持っちゃえば笑顔で」って、自分たちのことを歌い始めたっていうところが、「これが集大成!」っていう感じの曲になったんじゃないかなって思ってます。
ファンの方に歌ってるパートもあれば、2番のサビはメンバーからメンバーへの気持ちを歌ってたりするパートもあって、今までとはガラっと変わった曲になってます。
大和:「美味いものファンクラブ」は全農さんとのタイアップ曲の第2弾なんですけど、これはヒャダイン(前山田健一)さんが作詞・作曲してくださって、“ザ・虹コン!”みたいな曲です。大塚望由が戻ってきてから、また新たに虹コンらしい曲を出せたかなって思っていて。歌い方とかもメンバーそれぞれ凝ってて、もえ先輩(鶴見)が張り切って歌ってます。
鶴見:そうですね! 食べるのが大好きなので、この曲を頂いたときに「私の曲が来たな!」と思って、全部私がパートをもらうつもりで作りこんできました。
大和:ライブ中のもえ先輩がすごい張り切ってます(笑)。
桐乃:この曲のとき、とても生き生きしてて、毎回歌い方とかを楽しみにライブ中聞いてます。聞いてますっていうか、私も踊ってるんですけど楽しみにしてますね。
鶴見:この曲、楽屋で声出ししてるときが1番楽しいです。
大和:楽屋で「三度の飯より勝るものはなし この世に生まれて やったー!」って。「別に声出ししなくてもいいんじゃ?」って思いながら、いつも聞いてるんですけど。すごい言いたいんだろうなって思って。でも元気出ます、もえ先輩が声出ししてると。
鶴見:そこでみんな、毎回ドッと沸いてくれるからうれしいです、楽屋で。
――楽屋の雰囲気を良くしてくれる曲なんですね。
鶴見:これが全農さんとのタイアップ曲っていうところが、また良いなと思ってて。全ての殻を破っていくような、パンチのある曲ができて、とてもうれしいです。
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