虹のコンキスタドール、結成7周年記念日にEPをリリース!「この夏しか見られない最高の虹コンが詰まってます!」

Anniversary EP『RAINBOW SUMMER SHOWER』をリリースする虹のコンキスタドール・鶴見萌、大和明桜、桐乃みゆに話を聞いた

根本凪に合宿の楽しさを伝えるのは難しい?


――今までの夏の思い出で、特に印象に残ってる出来事はありますか?

桐乃:私は虹コン加入前にWILL-O'っていうグループに所属してたんですけど、アイドルになるのが夢で、WILL-O'でアイドルになれて、アイドルになってからの夢が「TOKYO IDOL FESTIVAL」に出演することだったんですよ。その「TIF」に2019年の夏に出られて、私「ガンダム」が好きなんですけど、お台場の大きいユニコーンガンダムの前でライブできたらうれしいなって思ってたんです。

そしたら、ガンダム前のステージでライブできて、その瞬間が本当にうれしくて、1番楽しい夏だったなって思えた年でしたね。そのとき、はみ出るくらい人が来てくれた記憶があって。ずっと後ろまでいてくれて、ガンダムの足元から覗いてる人もいたりして、それが本当にうれしかったですね。

「TIF」って好きなアイドルさんがいっぱい出てるので、職権乱用というか(笑)、アイドルさんとお話ししたり、声掛けて写真を撮ってもらったりできて、すごい楽しいイベントですね。虹コンになってからも出たいなって思ってます。

――再びユニコーンガンダムの下で?

桐乃:本当に出たいです! 大きいステージに出られたら、それ以上にうれしいことはないって思ってます。

大和:2018年ごろに「関ケ原唄姫合戦」で“振りコピ厨”になったんです(笑)。ファンの方たちがキレッキレで踊ってたんですよ、それにビックリしちゃって。「何でこの人たち、こんなに踊れるんだ!?」って思って、憧れを抱いちゃったんです。その当時、一緒にいたののた先輩(奥村野乃花)といろんなステージに行って、ファンの方たちを見ながら後ろで振りコピをしてて。アキシブ(アキシブproject)さんとか、らぶどる(愛乙女☆DOLL)さんとか。

砂ぼこりにまみれながら必死で踊ってたのを、今思い出しました。「あのとき、何であんなに“振りコピ厨”だったんだろう?」っていうくらい。日焼けしちゃうのも気にせず、アイドルさんに夢中で振りコピをしてたのが夏の思い出です。多分、1番アイドルに興味津々だった時期なんじゃないかなって。

鶴見:ちょっと怖かったもんね、「次、あそこ行っていいですか?」とか。

大和:多分、1番オタクだった時期だと思います。その関ケ原が終わった後も、アキシブさんの「真夏のセレナーデ」の踊りを必死に覚えて、対バンするたびに後ろで踊ってました。めっちゃオタクだったなって思い出しましたね(笑)。

――今のめり込んでるアイドルはいらっしゃるんですか?

大和:今は振りコピというより、歌詞でド直球に伝えるアイドルが多いじゃないですか。すごいエモいので、振りコピしてる場合じゃないんですよね。歌に聞き入って、ジーンって来るアイドルが多いですね。

昔は「みんな、騒げー!」って感じだったんで。コロナ禍になってからあんまり騒げなくなったので、振りコピはしなくなっちゃいましたね。悲しい…また騒げるようになったら、やりたいんですけどね。厄介オタですね(笑)。

鶴見:私はこの間ふと思い出したのが、高校1年生のときの夏の合宿で。硬式テニス部だったんですけど、そのときに夏の合宿に行ったのを思い出して。それが何でかっていうと、虹コンで今「未来に向けてパフォーマンス力を上げたい」みたいな話をしていて。いろいろやるとしてもツアーの後からなんですけど、それの一環として「ついに合宿やっちゃう!?」って話が出てて。

ずっと何年も「合宿をしてみたい」っていうのがメンバーの間から上がってたんですけど、それが遂に実現するかもしれないみたいな話になってて、そのときに「昔やったな~」って思い出して。私は中学から硬式テニス部で、合宿にもガンガン行って楽しいっていう記憶があるので、「合宿やろうよ! 楽しいよ!!」って言うんですけど、虹コンのメンバーって体育会系があんまりいなくて、みんな合宿というものに対する怯えがすごいんです。

「合宿やろうよ!」っていうメンバーもいるんですけど、一方で「えっ…」みたいな、もう死んじゃうみたいな顔をしてるメンバーも何人かいて。その子たちに「合宿ってそんな怯えることじゃないし、めっちゃ楽しいんだよ!」っていうことを伝えたくて。私が高校生のときの合宿は、もちろん練習はしますけど、私たちってパフォーマンスを「つらい」「しんどい」だけでやってるわけじゃないから、練習もつらいものであるはずがないんですよ。

テニスでも練習は別につらくなかったし、体力的な厳しさはありますけど。はちみつレモンを作って、みんなで朝持っていくとか、夜みんなで話すとか、全てが青春でキラキラしてて、楽しいもののはずなんですよ。それを思い出して、ちゃんとメンバーに伝えて、怖がらせず楽しい合宿を実行に移したいと思いますね。多分、夏終わりですけど。そんなわけで、昔を思い出してました。

――合宿の楽しさを伝えるのが難しそうなメンバーは誰ですか?

鶴見:根本凪!

大和:そうですよね。

鶴見:1番嫌な顔をしてるのは根本凪ですけど、でもどうなんだろうね? 他は…。

大和:チャンス(山崎夏菜)は家に帰りたい!って言いそうですね。

鶴見:家が大好きだからね。

大和:合宿しても、練習より遊んじゃいそうだなって思っちゃう(笑)。

鶴見:いやいや、それはないでしょ! どうせやるんだったら配信とかで、ファンの皆さんに見てもらいながらやるわけだから。

大和:いやー、すぐ疲れるところを見られちゃうな…。

桐乃:「頑張れ!」って応援してもらえるよ。

鶴見:それで、日に日に体力がついていったりとか、成長を見てもらえれば。いいの、最初はできなくても。

桐乃:ファンの方は成長を見たいんですもんね。

鶴見:すごい渋々じゃん(笑)。

桐乃:私は賛成なんですよ! そういうのがないと変われるチャンスというか、グループが良くなるチャンスってなかなかね。こういう合宿とかで育っていくのかなって思うので。私、家で猫を飼ってるんですけど、会いたくなっちゃうので帰りたいかもしれないです(笑)。遠征で1泊2日とかでも、すぐ帰りたいというか、猫に会いたくなっちゃうので、猫持参でOKなら。猫アレルギーのメンバーっていないですかね?

大和:しみこがそうじゃなかった?

桐乃:あっ、じゃあダメだ。

大和:メンバー、ペット大好き率がすごい高いから、絶対すぐ「帰りたい!」って言いそうだなって思います。

鶴見:じゃあ、みんなでペットと一緒に勢ぞろいしよう!