――現場には実際の気象予報士さんが監修で入られていて、実際にいろいろ教わっているんですよね?
はい。そうなんです。
中継先やスタジオで気象を説明する際の佇まいや、ニュース番組は生なので、押し巻きが生じると予報の時間が伸びたり、逆に短くなったりすることが実際にあるそうなので、そういう時はどうするのかも教わりました。短くするよりも長くする方が大変だそうです。
それから、雨よりも晴れの時のほうがコメントが大変だとも仰ってました。
天気が悪い時は言いたい注意点がたくさんあって、そこから短くしますが、晴れの時は少ないので大変だそうです。
――スタジオで指し棒を持って天気図を説明するレクチャーも受けたんですか?
はい。最初の練習の時に、棒が長い!と驚きました。思ったより長かったんです(笑)。
それから天気図の画面が大きいことにも驚きました。
その画面を操作している方がいらっしゃるのですが、自分が動き過ぎてしまうと合わなくなってしまうので、その方とのコミュニケーションなどが難しいなと思いました。
――ところで、出演するまでの放送は見ていましたか?
見ています。
台本は自分が出演するところから読んでいたので、そこまでは一視聴者として見ています。
私は、上京してからのモネちゃんを知っていたので、東京編とは全然違う空気感を楽しく見ています。
――その先の姿を知っている百音の過去をテレビで見るというのは、ちょっと不思議な感覚なのでは?
不思議でしたし、成長したモネちゃんの姿を知っているので泣けてしまって。
放送を見ながら、こういうこともあったんだなと感情移入してしまって、泣くシーンではないところでも泣きそうになってます(笑)。
――そんなに頑張らなくていんだよというような、いいせりふもたくさん出てきますしね
そうなんですよね。サヤカさん(夏木マリ)や登米の皆さん、気仙沼の皆さん、東京編では朝岡さんや高村さん(高岡早紀)、百音が下宿するシェアハウスの奈津さん(マイコ)など、出てくるのは温かい人で。
そのなかでも奈津さんは何でも受け入れてくれるような方で、朝岡さんと高村さんは厳しく試練を与えながら、温かく見守ってくれる。
皆さん温かい方ばかりで、ホッとします。
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