これほどまでに動物と共演することは初めてだったという中川大志は、自身が実際に犬を飼っていることもあり「“ワンちゃんファースト”で、なるべくストレスがないように」と撮影を振り返る。また、劇中で相棒となる太郎を演じた犬のきぃとは撮影を経て心を通わせ、メーキング映像には撮影のカメラが回っていないところでも無邪気に戯れている様子が収められている。
一方で、メーキング映像では撮影前に一人集中する中川の姿も捉えている。動物の体にメスを入れる手術シーンや、動物保護センターで深く思い詰めるシーンといった緊張感が漂うシーンの撮影も多く、また、人知れず苦悩を抱える役を演じる中川はメーキング映像の中で「現場に行ってたくさんのワンちゃんネコちゃんの顔を見ると、本当に癒やされる、それが救いで、疲れていても全部吹っ飛ばされる」と語り、撮影中は動物たちの存在が中川にとって大きな原動力となっていたようだ。
獣医学部に通う花井颯太(林)が、アパートで動物たちの保護活動を続けていたある日、心を閉ざした1匹の実験犬を救ったことから、同級生・柴崎涼介(中川)と共に動物保護活動を行うサークル「犬部」を設立。サークルの仲間と青春を駆け抜け、それぞれの夢に向かい羽ばたいていった。それから16年後、獣医師となった颯太が逮捕されたという報道を受けて、かつての仲間が集結。しかし、そこに柴崎は現れなかった。
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