「パラサイト」のポン・ジュノ監督によるサスペンス映画「殺人の追憶」がBS12にて放送!

2021/07/26 18:05 配信

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韓国で社会現象を巻き起こした映画「殺人の追憶」がBS12にて放送!(C)2003 CJ E&M CORPORATION, ALL RIGHTS RESERVED

第92回アカデミー賞作品賞など最多4部門を受賞した映画「パラサイト 半地下の家族」(2019年)などで知られるポン・ジュノ監督による映画「殺人の追憶」(2003年)が、7月28日(水)夜7時よりBS12 トゥエルビにて放送される。同作は、韓国で1980年代後半から6年間で10人の犠牲者を出した連続殺人事件を映画化したサスペンスドラマ。事件を追う二人の刑事が次第に心理的に追い詰められていく様子が、緊迫感あふれるタッチで描かれる。

「パラサイト」コンビによる初タッグ作品が韓国で社会現象に!

同作は韓国国内で500万人を超える観客動員を記録し、「韓国のアカデミー賞」ともいわれる大鐘賞では作品賞や監督賞など5部門を受賞。ポン・ジュノ監督は、長編2作目となった同作でその年の韓国国内の映画賞を総なめにする社会現象を巻き起こした。日本では藤田玲が主演を務め、2019年に舞台化された。

主人公の刑事、パク・トゥマンを演じるのは「パラサイト 半地下の家族」で主演を務めたソン・ガンホ。数多くのポン監督作品に出演してきたソンだが、同作はポン監督との初タッグ作品となる。また、パクと共に事件を捜査する刑事を、ドラマ「大王世宗」(2008年)で韓国グラミー賞ドラマ部門最優秀演技者賞を受賞したキム・サンギョンが演じる。

映画「殺人の追憶」あらすじ

1986年10月23日、韓国・ソウル南部の村で手足を縛られた若い女性の遺体が発見される。それから数日後、同様の手口で新たな犠牲者が出る。地元の刑事、パク・トゥマン(ソン・ガンホ)らは捜査を進めるが、有力な手掛かりがつかめずにいた。

さらに、パクは性格も捜査手法も異なるソウル市警から派遣されたソ・テユン(キム・サンギョン)と衝突し、いら立ちを募らせる。新たな犠牲者が増える中、ついに有力な容疑者が捜査線上に浮上する。