BOYS AND MENが語る、人気アニメ「シンカリオン」主題歌担当での変化「園児みんなに崇拝される」

2021/07/28 07:15 配信

音楽 アイドル インタビュー

「真っ直ぐにメッセージを伝えるということを心掛けている」

BOYS AND MEN撮影=大石隼土

――“VIEWンと行くぜ”など、歌詞への電車ネタの盛り込み方が絶妙ですよね。

水野勝:アニメ作品とのタイアップで今まで僕らがリリースしてきた曲には、前向きな目線のものが多いんですよ。もちろん「ニューチャレンジャー」にも、前向きさと勢いがあるんですけど、“出発進行”とか“発車のベル”みたいな言葉で自然に「シンカリオン」の世界にも引き込まれるというか。

小林豊:“誰かのレールなんて走りたく無いよ”っていうのも、かっこいいよね。

辻本:選ぶポイントが我が道を行くゆーちゃむ(小林)らしいな。

勇翔:(平松)賢人のパートなんですけど、“トビラが開く”のところが好きです。オープニングの映像とすごくマッチしていて。

――あと前作の「進化理論」冒頭の“ガンガンズダンダン!”を引き継いで“ガーン!ガーン!ガーン!”と始まるのも、“らしい”ですよね。

本田:最初は“バーン!バーン!バーン!”になる予定だったんですけど、こっちのほうがより“らしい”んじゃないか? というメンバーの意見を取り入れてもらいました。

――なるほど。ファミリー層の視聴者が多いアニメの主題歌を歌うにあたって、心掛けたことはありますか?

本田剛文:“ワックワクが幕開けて”とか歌詞の世界観もあるので、僕ら自身が楽しく歌っているんだっていうのが伝わるように歌いたいというのはありましたね。

平松賢人:ビブラートを掛けたりテクニックを見せるというよりも、真っ直ぐにメッセージを伝えるということを心掛けてます。

吉原雅斗:レコーディングではいつも歌い回しに凝り過ぎちゃうんですけど、「アニメを見ている子供たちのことを考えて歌ってみて」とディレクターさんに言われて。この気持ちの持ち方一つで歌の届き方も変わってくるので、そういうところに気をつけながら歌っていました。