眞栄田郷敦“壱成”の不器用な優しさがさく裂!二階堂ふみ“早梅”の涙をフォロー<プロミス・シンデレラ>

2021/07/28 12:00 配信

ドラマ レビュー

壱成(眞栄田郷敦)の性悪ぶりと優しさのギャップに萌える!(C)TBS

二階堂ふみが主演を務める火曜ドラマ「プロミス・シンデレラ」(毎週火曜夜10:00-10:57、TBS系)の第3話が7月27日に放送。早梅(二階堂)のことが気になって仕方ないという感じの壱成(眞栄田郷敦)が見せた優しい行動が胸を打った。(以下、ネタバレがあります)


離婚の修羅場で早梅をかばってあげる壱成


本ドラマの原作は、漫画アプリ「マンガワン」(小学館)に連載中の同名漫画。人生崖っぷちアラサーバツイチ女子・早梅が、金持ちでイケメンだが性格のすこぶる悪い男子高校生・壱成に目をつけられ、金と人生を賭けた“リアル人生ゲーム”を繰り広げていくラブコメディー。

第3話は、早梅が正式に離婚していないと知った壱成が、自宅に戻って離婚届にサインをし、不倫した夫・正弘(井之脇海)から慰謝料として300万円をぶんどるというゲームを持ちかけた。

そんななか、不遇な家庭環境だった早梅が「この人とならいい家庭がつくれるのかなぁと思った」と結婚した理由を聞いた壱成は、「会った時にちゃんとぶつけろって。不倫されて悲しかったんだよ、この“うそつき野郎”ってさ」と言った。

不倫をどこか信じられなかった早梅は、不倫の現場を目撃したことで踏ん切りがつき、正弘に慰謝料300万円の誓約書にサインをさせて、自身も離婚届にサインをした。しかし、不倫された悲しみをぶつけられなかった。それを感じ取った壱成は、二人の自宅に乗り込むが、不倫相手をかばい続ける正弘を殴って「てめぇが相手の女かばえばかばうほど、目の前にいるコイツがゴリゴリ削られてんだよ」と告げた。

結局、「あんたみたいな男とお金を通してでも繋がっていたくない」と慰謝料を受け取るのをやめ、その場から去った早梅は、ゲーム失敗を壱成に謝る。そして壱成と歩きだすが、我慢していた涙があふれてしまう。それを周囲に見られないように体の向きを変えさせ、「ちょっと待ってろ」と言った後に、買ってきた高級な箱ティッシュを差し出した。

「ゲームは失敗。でも、まぁ頑張ったんじゃね?」と壱成なりのフォロー。直後に箱ティッシュの代金190円を早梅の借金に加えてクスっとさせたが、そこで早梅はやっと「悲しい、悲しいよ」と胸の内を明かすことができた。

性悪な壱成が見せた不器用な優しさ。それは早梅と過ごすことで、おもてに表れてきたのかもしれない。泣いている早梅を抱きしめるでもなく、そばに寄り添うというところが17歳らしくもあり、これからの成長が楽しみだ。