8月8日(日)に放送される「ザ・ノンフィクション 笑顔で生きよう~お母さんと僕の約束~」(毎週日曜昼2:00-2:55ほか、フジテレビ系)で、女優の上戸彩が初めて同番組の“語り”を務める。今回は、病気と闘いながら8歳の一人息子と二人で暮らすシングルマザー・高木ゑみさんの母としての姿に密着する。
2020年10月、長引くコロナ禍の中でも、オンラインで料理教室を開催するなど、精力的に活動を続けていたゑみさんは、腰に強い痛みを感じる。病院に行き検査をすると、そのまま緊急入院。腰の痛みの原因は、肺から転移したがんによるものだった。そして、医師から「ステージ4」であると宣告される。
8歳の一人息子との二人暮らしから、入院生活へ。日常は変わってしまったが、彼女はそれでも病室から毎日のように病状や今の心境など笑顔を絶やすことなくSNSで発信を続ける。そこには愛する我が子に対する「この子のために生きる」という前向きに病気を乗り越えようとする思いがあった。2020年12月、病状も回復し退院したあとも“笑顔で生きる”を等身大で表現し、「私が病気と闘う姿を記録してほしい」と願うゑみさんと、母を「世界で一番大好き」という一人息子の二人が過ごす日々をドキュメンタリーで描く。
上戸彩さんは、今回の物語の主人公である、ゑみさんと同じ年齢で、子を持つ母親、働く母親としても共通点があります。番組の“語り”として、深い共感と洞察をもって臨んでいただけるはずと、大きな期待を込めてお願いをしました。「ザ・ノンフィクション」は初めて読んでいただくのですが、制作側も今回の機会をとてもうれしく思っています。