ザ・ノンフィクションの放送内容
一流の料理人を目指して上京し、東京・浅草の人気洋食店で働く若者たちに密着する前編。2021年春、洋食店「レストラン大宮」で3人の若者が修業を始めた。1年目の試練を無事に乗り越え、大宮勝雄シェフが期待を寄せていた彼らだったが、2年目を迎え、仕事も任されるようになった3人の心の中は大きく揺れ動いていた。
東京・新宿二丁目で53年続く深夜食堂を営む夫婦に密着する後編。77歳になった夫婦は、客が引けた店内で二人の今後を語り合う。夫の加地さんは、いくつかの持病を抱える妻・りっちゃんの身体について不安を感じ、2024年夏に店の賃貸契約が更新を迎えるため、そのタイミングで店を辞めようかと考え始めていた。
53年続く東京・新宿二丁目の深夜食堂に密着する前編。LGBTQの人々が集うこの街にたどり着いた者たちが、癒やしを求めて「クイン」にやって来る。多くの客の目的は、77歳の名物ママに会うこと、そしてママの夫が作る安くて温かな家庭料理だ。ある夜、店を訪れた女性も、涙ながらに親との関係を打ち明ける。
戦火のウクライナから日本へたどり着いた家族に密着する後編。子供たちが日本での生活に慣れていく中、母・マーヤさんは、故国に帰らなければならない理由を抱えていた。それは、今は亡き夫の母が面倒を見てくれている、障害のある兄の存在だった。マーヤさんは、周囲の猛反対を押し切って一時帰国を決断する。