声優・麻倉もも、新曲「ピンキーフック」は「歌っていて気持ちいい曲」

2021/08/03 19:00 配信

芸能一般 インタビュー

【写真を見る】つぶらな瞳が印象的な表情の声優・麻倉もも(Photo by Madoka Sano)

言葉選びもユニークな「ピンキーフック」。中でも特に好きな歌詞は?

「2番の<相性も合いそう/でも気にして言うの>です。内容というよりも、歌っていて気持ちのいい箇所で。この曲のテンポだと、特に“さ行”が気持ちいいんですよ。1番の<想い?重い?主に愛情>の、韻を踏んでいるところも好き。この曲は、聴いていても楽しいけど、何よりも歌っていて気持ちいい曲です。ミュージックビデオでは衣装やメイクの違う“4人の麻倉もも”を演じました。妹系だったり、クール系だったり。むしろスタンダードな私はいないかも(笑)。衣装に合わせて表情も変えているので、ミュージックビデオも楽しんでもらえたらうれしいです」

ソロ名義でのアーティスト活動5周年

一方、カップリング「ふたりシグナル」は社会人になりすれ違いが増えた恋人を、ノスタルジックに歌い上げた1曲。ポップで明るい歌声を聴かせる表題曲、切ない歌声をしっとりと聴かせるカップリング曲と、シングルの中でさまざまな表情を自在に見せる。今年でソロ名義でのアーティスト活動5周年を迎える麻倉は、この5年で、表現したいものを自在に作り上げられるようになったと言う。

「私は普段あまり音楽を聴かないということもあって、好きな音楽がどういうものか自分であんまりわからないままソロ活動をスタートさせたんです。その後に声変わりで歌えなくなってしまった時期もあって……。そんな時期を経て、今は“こういうふうに歌えばこう聞こえるんだ”っていう知識も付いたし、いろいろな曲を歌わせていただく中で、自分の中でやりたいものがわかるようになってきました。5年間の中で今が一番安定期って感じです」

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