殺し屋なのに間が悪くて殺せず、しかもターゲットに恋をしてしまう男虎柊を中川大志、殺しのターゲットとなる美人漫画家・鳴宮美月を新木優子が演じる「ボクの殺意が恋をした」(毎週日曜夜10:30-11:25、日本テレビ系)。ザテレビジョンでは、本作で柊のライバル・八乙女流星を演じる鈴木伸之にインタビューを実施した。
表向きは人気モデルだが、裏ではすご腕の殺し屋“デス・プリンス”として名をはせている流星。
「柊のライバルといいますか、どちらが先に彼女を殺せるかという役どころ。謎多き男で、外国のモデルさんみたいなキャラクターで。殺し屋界では有名な人物なので、そこのプロ感を意識して演じています。殺しをするときは真っ黒の“デス・コート”を羽織っていますが、普段の流星はモデル寄りで派手な服装を着こなしているので、両方の顔を楽しんでもらえるのではないかな?」
鈴木自身が命名した“デス・コート”を、真夏の撮影で着こなすのは苦労もあるそう。
「“デス・コート”がすごく暑いのにロケが多くて、さらに舞を舞うシーンも多くて本当に大変です!」
この舞は流星の見どころの一つ。
「流星は美しく殺していくことをテーマに掲げていて、殺しのシーンで毎回、舞を舞います。そこで流れるオペラ風の楽曲は今回のために作っていただいたもので、オリジナルなんです。舞については、監督から『振り付けがあった方がいい?それとも自分で考えた方がいい?』と聞いてもらって、自分のオリジナルでいくことになり、YouTubeで指揮者の映像を見て、その動きを取り入れて自分で作りました。第2話では不良っぽい男性をトラップにハメて、すごい爆発音とともに倒しましたが、美月の場合は肝心なところで柊に助けられてしまい、あと一歩及ばず。その柊との攻防戦は一つの見どころですね」
柊役の中川とは、兄弟役を演じたこともあるほど旧知の仲で、対立シーンでの掛け合いは息がピッタリ。7月25日放送の第4話で、柊の初恋の人である葵が美月に成り代わっていたことが判明したが、そのことを知らない流星は今の美月に引かれていき、今後、三角関係が加速していく。
「流星は数々の殺しをやってきていて、美月はその中のターゲットの一人にすぎませんでした。しかし、柊のせいで任務が遂行できないことで特別な存在になっていく…。そこからどうなっていくのかは、今後の放送でご覧ください」
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