「この場に立てていることが奇跡的な状況なので、スタッフさん、キャスト一同、コンディションをしっかりキープして、誰も欠けることなく初日を迎えられることがうれしいと思っています。千秋楽まで気を抜かず、しっかりとエンターテインメントをお届けできるよう精進したいなと思います」と初日を迎えた心境を語った村田。
「私は去年はキャスティングされていなかったんですが、玉城(裕規)くんという僕の大好きな俳優さんがこの役を演じるはずだったので、そういったプレッシャーも背負いつつ、彼のプランに負けないようなプランを板の上で表現したいなと思っています」と、当初キャスティングされながらも、今回は出演できなかった玉城への思いも明かした。
また、松島は「昨年中止になって、作・演出の純矢と電話で話したりして、思いをたくさん聞いて、それでやっとここまで来られたので、最後までみんなで気を抜かず、頑張って走り抜けたいと思います」と、新子は「マジックもこういう状況を踏まえて、さらにバージョンアップできました。そんなところを楽しんでいただけたらなって思っております」とそれぞれ意気込みを語る。
一方、田村は「一年越しの上演なんですが、これは見た後に分かることだと思うんですけど、この一年ノアはずっと動いていたんじゃないかなって思っていて。そんなふうに前向きに物語を捉えられたら、この一年も意味のある一年なのかなって思います。(作品を)見た後に意味が分かると思います」と意味深にコメント。
阿南は「一年前にこのお話があって、中止になって、その時に四次元についての長ぜりふをひたすら覚えていたんですけど、中止になったということで、もう一年それを覚える期間があるということで、やっと覚えきったかなって。初日を迎えられる喜びをひしひしと感じています」と冗談まじりに初日を迎えた心境を語り、「この若い人たちのエネルギーが、おじさんにはまぶしいほどに感じております。僕は27年ぶりです、紀伊國屋ホール。全然変わってないなって、懐かしくもあり、感慨深けということで、乞うご期待です」と、さまざまな思いを込めてアピールしていた。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)