テレビ東京ほかにて放送され、最終回を迎えたドキュメンタリードラマ「山田孝之のカンヌ映画祭」の次のステージとして、「映画 山田孝之3D」が6月16日(金)に公開されることが分かった。
同作品は、俳優“山田孝之”とは何者なのか、彼の思考にダイブする脳内スペクタクル3D映画。イリュージョンのような言葉と映像で“山田孝之”を3Dで体感しながら、奇妙で恍惚(こうこつ)な“山田孝之ワールド”を体感できる作品となっている。
映画は「山田孝之のカンヌ映画祭」をきっかけとして、俳優・山田孝之×監督・松江哲明&山下敦弘によって生み出され、ドラマ内にも登場した芦田愛菜が友情出演を果たす。ドキュメンタリードラマの中でも掲げていた「カンヌ映画祭で賞を獲る」という目標を継続し、最終話で本年度のカンヌ映画祭にも正式応募を果たした。
ポスタービジュアルおよび予告編も一挙に解禁され、5月17日(水)に発売される「山田孝之のカンヌ映画祭」Blu-ray&DVD BOXには初回限定で本映画の舞台あいさつ付き上映に抽選で333人を招待する応募抽選券はがきが封入されることも決定した。
■山田孝之コメント
2016年、僕と山下さんは手を取り合い、衝突を重ね、決別し、再び手を取り合い一つの映画を完成させました。この映画には僕の今までの人生とこれからの全てが詰め込まれています。それを引き出せたのは山下さんとの関係無しでは成せないことでした。
そして、その全てを見届けてくれた芦田さん。僕は芦田さんと出会ったことでたくさん失い、たくさん発見することができました。いつか芦田さんのような大人になるため、山田孝之は現実をぶち壊し続けて生きていきます。
■松江哲明監督コメント
山下くんから「山田くんが自分を題材にした映画を撮りたいと言ってるんだけど」と相談され、カメラ目線でこれまでの人生を語る山田孝之を見た時、この映画は彼の脳内にダイブするようなドキュメンタリーにしなければならないと覚悟を決めました。
山田くんが目からビームを発しながら訴えてくるからです、「もっと飛べ!」と。僕の勘違い、または洗脳されていただけかもしれませんが、3Dだからこそ効く体感映画が完成してしまったと自負しています。あの目力に注意してご覧ください。
■山下敦弘監督コメント
山田孝之くんとこの3年間いろいろなことがありました。「真剣じゃないと芝居ができない」から始まり、しまいにはナパーム爆破してからの逃亡…。
山田くんとは二度と映画は作れないんじゃないかと諦めていましたが、このたび、芦田愛菜さんのおかげで一本の映画を作ることができました。
これは人間、山田孝之と山下敦弘のけじめとしての映画です。どうか皆さま劇場で見届けてください。この映画を芦田愛菜さんにささげます。
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