ディーン・フジオカ“光井”の切な過ぎる壁ドン!もどかしい恋模様に<推しの王子様>

2021/08/13 10:57 配信

ドラマ レビュー

主人公を支えるスマートな“できる”男を演じるディーン・フジオカ(C)フジテレビ

恋模様は四角関係に


さらに、社内会議で新作乙女ゲームのキャラクターについて話しているとき、長く一緒にいることで情みたいなものが湧くという光井に対し、泉美は「それってドキドキとは違うよね」「いつもそこにいるから手に入らないもどかしさがないのかもね」とバッサリ。光井は「それじゃあ、長年、彼女のために頑張ってきた彼が報われないじゃん」と反論し、ゲーム設定と違う“長年”という言葉に社員からツッコミを受けた。思わず自分と重ね合わせて、いつになく冷静さを失っていた。

そしてラストでは、休日に航と遊園地に出掛けたと聞いて、「プライベートで時間を割いてまで(育てることを)することなのかな」「別に付き合ってるわけじゃないんだからさ」と問い掛けた。

嫉妬で感情があふれ出してしまった光井。演じるディーンの繊細な表情と、いつもなら色気のある声のトーンが切なさを倍増させた。

実は、遊園地では航が偶然泉美に壁ドンする状態になり、光井のときとは違って大いに動揺していた泉美。一方、航は泉美や同僚たちから教えられた好きの条件が泉美にあてはまることに気付いた。しかし、ラストの泉美と光井の会話で、自分を一人前に育てられるかで賭けをしていたこと知り、住んでいた泉美の部屋を飛び出してしまった。

航のことをずっと好きだった幼なじみの杏奈(白石聖)も加わり、恋模様は四角関係に。それぞれのもどかしい恋心に注目だ。

第6話は8月19日(木)に放送される。自分を一人前の男に育てられるか賭けをしていたことを知った航は、泉美に怒りをぶつけて部屋を出ていく。その夜、偶然出会った杏奈に励まされ、泉美を見返すためにも仕事を頑張るしかないと決意する。そんなとき、会社では開発を始めた新作乙女ゲームで物語の途中から投入するキャラクターの社内コンペを開催することになり、航は挑戦する。

(文=ザテレビジョンドラマ部)