赤楚衛二、“天邪鬼”の意外な役作りを明かす「平成初期のギャルをイメージしました(笑)」

2021/08/14 06:45 配信

映画 会見

赤楚衛二が映画「妖怪大戦争 ガーディアンズ」初日舞台あいさつに出席した

赤楚衛二が、8月13日に東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われた映画「妖怪大戦争 ガーディアンズ」初日舞台あいさつに、寺田心杉咲花大沢たかお安藤サクラ大倉孝二大島優子三池崇史監督と共に登壇した。

赤楚が演じる天邪鬼は、逆のことばかり言うひねくれ妖怪。ひょんなことからケイ(寺田)と行動を共にする。寺田との共演シーンが多かったということで、かなり仲良くなったという。「一緒に紙飛行機を飛ばして遊んでましたね」と振り返ると、寺田も「めっちゃ遊びました。洞窟のところでいたずらしたりとか、すごく遊んでもらいました」と笑顔で話し、その様子からも仲の良さが伝わってきた。

演じた天邪鬼と似ているところを聞かれ、赤楚は「(性格は)真逆と言ってもおかしくないんですけど、強いて言えば、自分が寝てる時にマネジャーさんから電話がかかってきて『寝てた?』って言われても、『いや、寝てないです』って答えてしまうところはありますね(笑)」というほっこりするエピソードを披露。

注目ポイントについては「天邪鬼としては、ケイとの関係性によって変わっていく姿を見てほしいです。あと、ケータイを触ってる時、髪の毛をいじるしぐさを入れました。それは平成初期のギャルをイメージしたので、ぜひ見てください(笑)」と、役づくりでの意外な細かいこだわりも明かした。

「自分はどんな妖怪?」という質問には、「僕は“妖怪冷たいとこ探し”」と答え、「夏場って暑いじゃないですか。布団の中でも冷たいところを探すんです。ずっと探しているうちに冷たいところがなくなってしまうと、ドライアイスとかを持ってきたりするので」とその理由を説明。

“冷たい”と言えば雪女が思い浮かぶが、「でも、寒過ぎるのも得意ではないので、夏は雪女が隣にいてほしいですけど、冬にはいてほしくないなって思います」と答えると、雪女役の大島が「なんかフラれた気分になりますね(笑)」と寂しそうに話すと、「そういうことじゃなくて…」とすかさず弁明する場面も。

映画「妖怪大戦争 ガーディアンズ」は全国公開中。


◆取材・文・撮影=田中隆信