<おかえりモネ>玉置玲央「きちんと演じ分けられる人物なのだなと」、演じる“沢渡”の魅力を語る

2021/08/20 18:50 配信

ドラマ インタビュー

玉置玲央は、テレビ局社会部の記者・沢渡を演じている(C)NHK


清原果耶がヒロインを務める連続テレビ小説「おかえりモネ」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか※土曜は月~金曜の振り返り)に出演する玉置玲央がインタビューに応じ、撮影中のエピソードや役に対する思いなどを語った。同ドラマは、ヒロイン・百音(ももね)が、“気象予報”という「天気」に向き合う仕事を通じて人々に幸せな「未来」を届けていく希望の物語。脚本は安達奈緒子が担当している。

玉置が演じる沢渡公平は、気象情報会社・ウェザーエキスパーツに所属する百音が通うテレビ局・Jテレの社会部記者。気象庁担当であるため、気象班をたびたび訪れては情報交換をしており、少々やさぐれた風体でいい加減そうに見えるが、記者としての腕はいい、という役どころとなっている。

玉置玲央インタビュー


――東京編からのご出演となる玉置さんですが、撮影現場の雰囲気はいかがですか?

とても和気あいあいとした雰囲気でした。みんな緊張感を持ちながら撮影に臨んでいましたが、カメラが回っていないところではふざけ合うこともあり、いいチームワークだなと思いましたね。

――玉置さんは沢渡という人物をどのように捉えていますか?

一見ちゃらちゃらしていますし、気象班にふらっと訪れては、台風のように去っていく人物ですが、撮影を進める中で監督と話し合ったのは、仕事には真面目に取り組んでいる、というところは大切にしようと。百音や(若手気象予報士の)莉子(今田美桜)たちのような若い人たちの前ではくだけた感じを出していますが、(社会部気象班責任者の)高村さん(高岡早紀)といる時はキリッと真面目な顔をしていて、きちんと演じ分けられる人物なのだなと思っています。

調子のいいことばかり言う沢渡に「なんだこの人は?」と感じる方も多いと思いますが、物語を見続けていただけたら、「きちんと仕事はするんだ」、「あれはコミュニケーションの一環なんだ」ということが伝わるのではないかなと思っています。

自分は演じる側なのでこんなこと言うのは少し恥ずかしいですが、僕はそんな沢渡をかっこいい人だなと感じています。