眞栄田郷敦“壱成”、性悪からのハイスペックぶりにギャップ萌え<プロミス・シンデレラ>

2021/08/25 14:14 配信

ドラマ レビュー

早梅(二階堂ふみ)を心配して、“壁ドン”する壱成(眞栄田郷敦)(C)TBS

二階堂ふみが主演を務める火曜ドラマ「プロミス・シンデレラ」(毎週火曜夜10:00-10:57、TBS系)の第7話が8月24日に放送された。放送スタート時は性格の悪さが際立っていた壱成(眞栄田郷敦)だが、早梅(二階堂)への恋心がダダ漏れな様子のかわいさに加えて見せた、意外な一面が話題になった。(以下、ネタバレがあります)


生け花のセンスを発揮する壱成


本ドラマの原作は、漫画アプリ「マンガワン」(小学館)に連載中の同名漫画。人生崖っぷちアラサーバツイチ女子・早梅が、高級老舗旅館の御曹司でイケメンだが性格のすこぶる悪い男子高校生・壱成に目をつけられ、金と人生を賭けた“リアル人生ゲーム”を繰り広げていくラブコメディー。

第7話は、夏休みの壱成が旅館でアルバイトをすることになった一方で、従業員用の意見箱に苦情が寄せられた早梅が副社長・成吾(岩田剛典)から職場を移ることを提案されるというストーリーが展開した。

早梅に恋心を抱くようになった壱成。対して、壱成の兄・成吾は10年前に早梅と出会っており、初恋相手だった。それぞれの早梅への思いが加速していくなか、兄弟の意外な一面が明かされた。

旅館に出入りする芸者・菊乃(松井玲奈)が、成吾からかつて聞いたことを振り返ったシーンでこう言った。「大女将からお茶もお花も着付けも、大抵のことは仕込まれたけど、弟さんのほうが全部飲み込みが早かったって。あなたは不器用な努力家タイプだものね」。

壱成は、何でもできる兄に対してコンプレックスを抱いていたが、成吾は努力して手に入れたもの。仲違いする関係性には互いへのコンプレックスがあったのだった。

そして本話では、壱成が生け花のセンスを発揮した。それを常連客である華道の先生は、成吾が生けたものと勘違いし、「これまでのあんたの作品はただ基本に忠実にこぢんまりとまとまった印象でした。それがこの作品からはあんたの情熱のようなものを感じさせられますわ。あぁ、恋でもしましたか?」と高く評価した。