眞栄田郷敦“壱成”、性悪からのハイスペックぶりにギャップ萌え<プロミス・シンデレラ>

2021/08/25 14:14 配信

ドラマ レビュー

早梅(二階堂ふみ)を心配して、“壁ドン”する壱成(眞栄田郷敦)(C)TBS

早梅の言動に一喜一憂する壱成がかわいい!


さて、生け花にも表れていた壱成の早梅への恋心。ここ数話、視聴者の間で恋する壱成の姿が「かわいい」との意見で持ち切りだったが、引き続き本話でも。

自分の行動が地雷を踏んだかと悩んだり、旅館の茶房に新しく入ったアルバイトのさくら(畑芽育)から早梅が彼女かと聞かれると、照れながら「いや、“まだ”彼女じゃねぇよ」と答えるも「同居はしてるけど」とドヤ顔で付け加えたり。早梅が理想のタイプを「大人な人」と言ったことで落ち込んだが、ラストでは早梅を花火大会に誘ってOKがもらえると、驚きつつも喜びがあふれた。

見ているこちらがドキッとする表情を見せる眞栄田が実に上手い。

当初は性格が悪くてドSな面がクローズアップされて少し反感も呼んだりした。だが、生け花だけでなく接客もある程度そつなくでき、料理のセンスもあるという才能や、早梅の本心を聞いて旅館を辞めさせないようにしようとする行動力、恋する相手の言動に一喜一憂するかわいさが露わになり、視聴者からは「ギャップ萌え過ぎるよ」「可愛いとかっこいいのバランスが良い」といった感想が寄せられた。

第8話は8月31日(火)に放送。早梅と花火大会に出かけ、距離をなんとか縮めたい壱成だが、行動に移す勇気はなかった。同じ頃、成吾は会場の詰め所で運営委員たちと酒宴を開いていた。そこに菊乃が現れ、何を企んでいるか分からない彼女に成吾は不安を覚える。

(文=ザテレビジョンドラマ部)