声優の関智一と畠中祐が出演する「声優と夜あそび 金」(毎週月~金曜夜10:00-11:30、アニメLIVEチャンネル)、8月20日放送の #18では、6日間連続でゲストが出演する“スペシャルゲストウィーク”最終6日目、松本梨香が登場し、松本の声優人生を深堀りした「金曜恒例アンケート・トーク」や「NGワードを引き出せ!即興劇チャレンジ!」「ショタボで名言ダミヘ!」などのコーナーを行った。
ゲストで登場した松本は、関が「デビューした時から、よくしていただいて」というほどの旧知の仲で、新人時代に、松本に役を推薦してもらった話や、松本の父親が座長を務めていた大衆演劇に出演した話を披露し、「松本親子に育ててもらったんだから」と、声優としても、舞台役者としても育ててもらったと感謝する。
また、新人時代のアフレコ現場で、口を合わせられず、松本に背中をたたいてタイミングを教えてもらっていたことを明かした関に、松本は「ヨチヨチ歩きのときね」と新人時代をなつかしみ、畠中は「そんな時代があったんだ〜」と驚きの表情を見せていた。
事前アンケートを元に、松本をより深堀りしていく「金曜恒例アンケート・トーク」では、「200万枚ヒット歌手になるには?」「俳協を辞めた理由は?」「声優の仕事で、いちばん怒られたエピソードは?」などの質問に、松本は次々と答えていく。
「声優になろうと思ったきっかけは?」という質問では、当初「父の舞台を継ぎたい」という夢を抱き、舞台女優として活動していた松本の壮絶な過去が明かされる。最愛の兄の他界でショックを受け、さらには自身も重度の結核を患い、医者から「もう、舞台のお仕事をしたら、死にますよ」と、ドクターストップを受けたという、失意のどん底にいる松本へ、声優の道をうながしたのが、俳優の名古屋章の「芝居でいいもの持ってるから、あきらめずにラジオドラマとか、声の仕事をやってみたらどうだ」という助言であったことを語る。
またそれを受け、養成所時代の同期であった山寺宏一へ、声優の仕事について相談し、「お前ならできるよ」と背中を押されたことを明かした松本の、役者同士が生んだ絆のエピソードに、関と畠中は「いろんな縁が重なったんですね」「すてきな話ですね」と感動を受けていた。
さらに「声優・役者人生を長く続けるコツは?」という質問では、「コツはわからないけど、なんでもおもしろがる!」「つらいこともあるし、悲しいこともあるし、楽しむってわからないじゃん。何がいちばんできるかって、おもしろがることだと思うんだよね」との大先輩からの助言に、畠中は「本当にそうですね」と大きくうなずき、感銘を受けていた。
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