藤原大祐、『推しの王子様』で共演の渡邊圭祐について「現場で会ってみると意外とかわいいところがありました(笑)」<インタビュー>

2021/09/08 06:00 配信

ドラマ インタビュー

【写真を見る】下からほほ笑む藤原大祐 撮影=阿部岳人

――まずは「推しの王子様」の作品の印象をお聞かせください。

2020年の「おじさんはカワイイものがお好き。」(日本テレビ系)に続いて、この夏も“推し”についての作品なので、僕の夏はこのテーマを演じるのかな?という気持ちでいます(笑)。「推しの王子様」でも登場人物それぞれに好きなことや夢中になれることがあって、人生が豊かになっていて、好きなものを自信を持って楽しんでいる人たちを描くことで夢中になることのすばらしさを伝えていると思います。

――藤原さんが演じる藤井蓮の“推し”は明確ですね。

音楽に夢中でシンガーを目指しているので、そういう意味では一つのものに夢中になっている一人です。ただ、今回はそんなに出番が多いわけじゃなく、にぎやかしみたいな役で(笑)。でも、そういう役だからこそ遊びたいなと思って、最初は結構いろいろトライしたところ、「ちょっと抑えて」と言われまして。なので、本編で抑えているぶん、FODでのスピンオフドラマ「ぼくの推しは王子様」(第3話)では、伸び伸びとやらせてもらいました(笑)。

――蓮を演じる時に意識していることは?

今回は僕が出てくるシーンを見て笑顔になってもらえたらと思っていて、現場にいらっしゃる皆さんを笑顔にすることで、ご覧になる皆さんにもそれが届くかな?と思って演じています。

――第1話の路上ライブのシーンでは、ディーン・フジオカさんの「Runaway」を演奏して歌っていましたが、藤原さんはジャズピアノができるので思わずアレンジしたくなったのでは?

自分なりにこう弾こうというのを一瞬で決め、入っているコードの音を変えちゃったりもしてるんですけど、ディーンさんのこの曲は挿入歌にもなっているので、そんなに崩してもダメだなと思い、アレンジは抑えめにしています。弾いていて、盛り上がる曲だなと思いました。