<いりびとー異邦人ー>高畑充希の気品あふれる浴衣姿が公開! 京都の“夏の風物詩”も登場

2021/09/03 07:00 配信

ドラマ

京都を代表するロケーションで、高畑が凛とした浴衣姿を披露!


【写真を見る】祇園祭の山鉾巡行は2年連続で中止となってしまったが、ドラマには道を彩った山鉾の様子も

このほど公開された浴衣姿の高畑は、日本の三大祭の一つに挙げられ、京都の夏の風物詩である「祇園祭」のシーンで登場。祇園際は千年以上の歴史を持ち、7月1日~31日まで1ヶ月にわたって多彩な催事が行われる八坂神社の祭礼だ。

前祭と後祭の山鉾巡行はもちろんのこと、それぞれ宵山の時期に行われる「屏風祭」も見どころの一つ。屏風祭とは、山鉾町にある旧家や老舗がそれぞれの所蔵する美術品・調度品などを飾り、通行人の目を楽しませる行事。ハレの日らしい豪華なしつらえの中に、長く受け継がれてきた文化を垣間見ることができる。

本作では、京都画壇の大家・照山にその才能を囲われ続ける樹のために、菜穂が屏風祭においてある策に打って出る重要なシーンとして描かれている。身重の菜穂が決意とともに浴衣を装う姿からは、たおやかにして凛とした強さが見てとれる。

人間の愛憎を描くだけでなく、美しい京都の情景や由緒ある美術館、さらには原作にも登場するクロード・モネ「睡蓮」など数々の名画がフィーチャーされており、目にも美しく知的好奇心をくすぐられるアートミステリーとなっている本作。さまざまな視点からドラマを楽しんでみよう。

「連続ドラマW いりびと-異邦人-」ストーリー


篁菜穂(高畑充希)は、熱心な美術蒐集家で私設美術館まで設立した祖父から受け継いだ美術館で副館長を務めている。美術館だけでなく確かな“審美眼”をも承継した菜穂は、東京・銀座にある画廊の3代目・一輝(風間俊介)と結婚。その後、お腹に子を宿した菜穂は、東京の喧騒を避け京都に長期滞在していた。

ある日菜穂は、白根樹(SUMIRE)という無名の画家が描いたある一枚の絵に遭遇。吸い込まれるように強烈に惹かれた菜穂は、樹が京都画壇で影響力を持つ日本画家・志村照山(松重豊)によって自由を奪われていることを知る。

菜穂は樹の絵を追っていくうちに、いつしか美の住人たちの欲望が交錯する世界へと誘われていき、運命を変えるようなある真実にたどり着く。