高畑充希、エンタメへの思いを明かす「自分にとって酸素」＜浜の朝日の嘘つきどもと＞

映画「浜の朝日の嘘つきどもと」(9月10日[金]全国公開)の公開直前イベントが9月1日に都内で行われ、主演の高畑充希、共演の大久保佳代子、主題歌を歌うHakubiのメンバーが登壇した。

タナダユキ監督のオリジナル脚本となる同作は、東日本大震災後の福島・南相馬に実在する映画館「朝日座」を舞台に、東京の映画配給会社に勤めていた福島県出身26歳の茂木莉子(本名・浜野あさひ)が、恩師との約束「朝日座の再建」のため、小さな“うそ”をついてでも映画館を守ろうと奮闘する物語。

「朝日座」の支配人・森田保造役を落語家・柳家喬太郎、莉子の高校時代の恩師・田中茉莉子役を大久保が務めるほか、甲本雅裕、佐野弘樹、神尾佑、光石研、吉行和子らがキャストに名を連ねる。

同作で本格的な演技に挑戦している大久保は、普段出演しているバラエティーと映画での演技とは異なるかと聞かれ、「まったく違います！」と回答。「主演を張っている女優さんのすごさを目の当たりにしました。バラエティーも身を削って大変だけど、ある程度適当なことを言っても時間が流れていくので(笑)、心構えと事前準備が違いますね。いい勉強になりました」と話した。

反対に、バラエティーと演技の仕事との違いを聞かれた高畑は「スタジオでのバラエティー収録は『よーい、スタート』で皆さんパンとテンションがあがるので、そこに驚くところからで…(笑)。私は普段からテンションが高い方ではないので、楽しかったはずなのに暗く見えたり、ワイプもオーバーにやって普通に見えたりするので、いつも自分のテンションが行方不明になるんです」と悩みを吐露した。