岡咲美保「積み上げた時間は無駄ではなかった」有言実行させた“声優になりたい”

2021/09/15 12:00 配信

音楽 アニメ

岡咲美保※提供写真

高校時代に出場した「NHKのど自慢」、憧れの水樹奈々と初対面


――水樹奈々さんの曲といえば、岡咲さんは高校時代に「NHKのど自慢」に出演し、水樹さんの目の前で「DISCOTHEQUE」を披露されていましたね。応募のきっかけは何だったんですか。

「のど自慢」に応募したきっかけは、「水樹奈々さんが地元に来てくださる!」っていうことです(笑)。自分は当時岡山にいたんですが、「岡山に水樹さんが来るなんて」とワクワクしてしまって。水樹さんをこの目で見たいという理由で、人前で歌うというのもあまり深く考えずに応募してしまいました。

――見事に予選を通過して、本番を迎えたわけですが、いかがでしたか。

以前から、出演されているTVやライブ映像は拝見していたのですが、水樹奈々さんを生で見たのは初めてで、号泣してしまって。急に泣き出したので、周りの方はすごくびっくりしていました。本番で水樹さんは、駆け寄って来てくださって、「振りも完璧だったね」というようなことを言ってくださって、本当に優しくて、自分のパフォーマンスを見てくださったというだけで、すごく感激というかうれしかったです。

――その「NHKのど自慢」で、「声優になります」と宣言されていましたが、見事に声優になり有言実行されました。声優という夢を叶えるためにやっていたことをお教えください。

振り返ってみると、学業と両立していたので、いかに空いた時間を埋めるかが大切だったのかなと思います。部活が終わって家に帰って「声優になるためには」みたいな本を読んで色々と試してみたり、まずは出来ることから自分なりに練習していました。無駄なこともあったのかもしれないですけど、たとえ技術的には直接結びついていなくても、積み上げた時間は無駄ではなかったなとすごく思います。

親も応援してくれて、今考えると恵まれた環境ではあったと思います。しかし、1人で黙々と録音して「うーん違うな、なんで上手くできないんだろう」と悶々とする時間は、特に学生のときは長く長く感じました。そこまで情熱を注げられたのは、声優になりたいという夢がすごく大きかったからで、とても大切なことだったんだと。本当に好きなことだから頑張れたんだと思います。

――そして今回、CDデビューをされるわけですが、歌手デビューを聞いた時の心境はいかがでしたか。

めちゃくちゃびっくりしました。もともと声優になりたいと思っていて、実際に声優になれて、さらに頑張っていくぞという段階で、歌でも表現できる場所をいただけるなんて。いつかは自分の歌を歌えたら最高だなと夢見ていたんですけど、本当にそういった機会をいただけて驚きました。

――しかも憧れの水樹奈々さんと同じレーベルでのデビューとなりますね。

本当に嬉しかったです。最初に知った声優が水樹奈々さんでずっと憧れの人なので、同じレーベルでなんて夢のようですし、頑張るしかないと思いました。実は声優になってから一度も水樹奈々さんにお会いしたことがないので、いつかはちゃんと、声優としてごあいさつしたいです!

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