9月19日、Zepp Tokyoでハロプロ研修生のライブイベント「Hello! Project 研修生発表会 2021 9月 〜STARS〜」が開催。東京での初ステージとなる新メンバーの吉田姫杷と川嶋美楓も出演し、一部楽曲のパフォーマンスに参加した。
本編はアップテンポなナンバー「きみの登場」でスタート。オレンジ色の衣装に身を包み、晴れやかな表情の15名が一斉に登場すると、間髪を入れずに「ありがた迷惑物語」へ。拳を振り上げ、若さみなぎる力強いダンスを披露した。
メンバー紹介に続いては、松原ユリヤ、小野田華凜、橋田歩果、平山遊季、村越彩菜、植村葉純、石山咲良による「Uraha=Lover」(アンジュルム)。それぞれキーが高めで難易度が高いソロパートも堂々と歌い上げた。
窪田七海、西崎美空、橋田、石山は「高輪ゲートウェイ駅ができる頃には」(CHICA#TETSU)を歌唱。セリフパート含め、それぞれの個性を光らせながら、かわいらしくやり切った。
米村姫良々、石栗奏美、中山夏月姫、斉藤円香、広本瑠璃、松原、村越、植村は「恋のUFOキャッチャー」(つばきファクトリー)を披露。字余り気味で歌うのが難しそうな楽曲のため、ところどころ不安げな表情を見せるメンバーもいたが、無事に歌い上げた。
北原もも、小野田、平山は、モーニング娘。の人気のナンバー「Moonlight night 〜月夜の晩だよ〜」を、ぴったりと息を合わせてパフォーマンス。激しいダンスを踊りながら、裏声もしっかりと使い分けていた。
2回目のMCでは、新メンバーの吉田と川嶋を中心にトーク。「宝物は何ですか?」という質問に、吉田は「友達にもらったミサンガ」、川嶋は「飼っている2匹の猫」と即答。まだあどけない雰囲気の新人ながらテンポ良くハキハキと返答する2人に、MCのまことからも「事前に結構(MCの)練習したんですか?」とツッコミが入った。
2人はJuice=Juiceの人気楽曲「『ひとりで生きられそう』って それってねえ、褒めているの?」を堂々と歌い上げ、ハロプロ研修生のメンバーと共に「アニマルランド」をパフォーマンス。ロックナンバーに乗せ、さまざまな動物の動きをモチーフにしたユニークなダンスで会場を盛り上げた。
「ハンコウキ!」は石栗と共にパフォーマンス。“ハロプロ研修生北海道 feat.稲場愛香”名義で2018年にリリースされた楽曲で、石栗は現存する唯一のハロプロ研修生北海道メンバー。新グループとしてのデビューが決まっている石栗の成長と歴史を感じさせるステージに、会場の手拍子も大きくなった。
続いて、研修生ユニットが「ミステイク」「微炭酸」(Juice=Juice)を立て続けに披露し、大人びた表情で会場を魅了。ハロプロ研修生ユニットの新曲「Go Your Way」では、一体感のあるダンスと真っすぐなメッセージを歌に乗せて届けた。
さらに、橋田、村越、石山はつんく♂が書き下ろした新曲「部活終わりに新しいジャージに着替える乙女心」に乗せて、淡い恋心をしっとりと歌い上げた。
公演終盤では「表参道A5」「情熱スパークル」と、テイストが全く異なる2曲をしっかりと歌い分けながらパフォーマンス。7人の明るい笑顔が弾け、ラストは出演者全員による「Upside down girl」で幕を下ろした。
同公演の模様は、9月26日(日)よりオンラインでも有料配信され、9月27日(月)と10月4日(月)深夜放送の「ハロドリ。」(テレビ東京系)でもダイジェストを放送。また、9月29日(水)にはハロプロ研修生のサードアルバム『3-STARS』が発売予定となっている。
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