<鬼滅の刃>空気を読めない男・竈門炭治郎、善逸と伊之助との出会いで取り戻した笑顔 

2021/09/25 20:45 配信

アニメ コラム

「鬼滅の刃 遊郭編」が2021年秋よりスタート

2021年秋より第2期「遊郭編」(毎週日曜夜11:15-11:45、フジテレビ系)が始まるテレビアニメ「鬼滅の刃」。9月には第1期を振り返る特別総集編が連続放送され、25日(土)には『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』(夜9:00-11:40、フジテレビ系)がテレビ初放送となる。

人喰い鬼との戦いを描くダークファンタジーな「鬼滅の刃」だが、物語の重さを緩和するクスリとしたギャグシーンが子どもたちにも楽しい作風にしてくれている。その中でも特に大きな和みの存在になっているのは、やはり主人公の竈門炭治郎になるだろう。

伊之助風に言えば、ほわほわした気分にさせてくれる炭治郎の温かくて優しい性質。しかし、ウソがつけない正直者で、いわゆる空気を読めない天然タイプでもあるところが絶妙なボケを生んでいる。そのキャラクター性は、特に我妻善逸、嘴平伊之助との出会いの後によく見えるようになってくる。炭治郎のそんな逸話とともに、彼を年相応の少年に戻してくれた善逸、伊之助との関係を振り返ってみたい。

※本記事には「無限列車編」以降を含む原作ストーリーのネタバレが含まれます。