比嘉愛未主演のドラマ「推しの王子様」(毎週木曜夜10:00-10:54、フジテレビ系) の最終回となる第11話が9月23日に放送された。乙女ゲームへの情熱を見失った泉美(比嘉)がもう一度”居場所“を見つけるまでが描かれ、恋愛ドラマとしてもお仕事ドラマとしてもハッピーな結末に反響が寄せられた。(以下、ネタバレがあります)
同作は、乙女ゲームを制作するベンチャー企業「ペガサス・インク」の社長・泉美が、ゲームのキャラクターにそっくりな航(渡邊圭祐)を理想の男性に育てるため奮闘する“逆マイ・フェア・レディ”な日々を描いてきた。
前回は泉美が乙女ゲームへの情熱を見失い、会社も辞めるというロマンティックコメディーの様式が影を潜めた、切な過ぎる展開に。最終回の鍵は、そんな泉美の再生だった。
親会社であるランタンの小島(竹森千人)がペガサス・インクの新社長に就任し、業務フローを刷新。それによって手掛けているゲーム「恋する森の中へ」の質が低下し、ユーザーからの不満の声が相次いで炎上してしまう。
実家に戻っていた泉美は、会いに来た光井(ディーン・フジオカ)から多くの人にとっての“推し”を作ったこと、航を成長させたことは確かだったと言われ、少しずつ前を向き始めていた。そして「恋する森の中へ」の炎上を知ると、匿名のブログで改善案と制作陣への応援コメントを書いた。
それをかつてペガサス・インクでインターンをしていた杏奈(白石聖)が気づき、光井たち社員に伝えて修正作業を行うことに。そして、泉美がいた頃のゲーム制作に戻ろうと、社員全員でランタンから再び独立することを決め、歩み出した。
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