<漂着者>斎藤工“ヘミングウェイ”からのメッセージと衝撃のラストで最終回トレンド入り

2021/09/25 11:41 配信

ドラマ レビュー

ヘミングウェイ(斎藤工)の物語が最終話を迎えた(C)テレビ朝日

斎藤工が主演を務め、白石麻衣が共演する金曜ナイトドラマ「漂着者」(テレビ朝日系)の最終回となる第9話が9月24日に放送された。予知能力、未来を変える能力を発揮するヘミングウェイ(斎藤)が日本の危機を救えるのかが描かれ、衝撃のラストへと進んでTwitterのトレンド入りを果たした。(以下、ネタバレがあります)

前半はリリー・フランキーの怪演に注目が


本作は、企画・原作・脚本を秋元康が担当。とある地方の海岸に漂着した正体不明の男が不安に苛まれる人々の前に現れ、次第に人々から崇められる存在になっていく物語が描かれてきた。

最終回では、まず、ヘミングウェイが予知能力で注目されるきっかけとなった女児連続失踪(殺人)事件の犯人が寺の住職・深見(リリー・フランキー)と明かされた。深見にぞっこんだった和菓子店の大女将・ふみ(根岸季衣)が息子も巻き込んで協力者となっていたのだった。

当初から深見を怪しんでいた刑事・柴田(生瀬勝久)は、ふみに刺されて瀕死の状態に。そんな柴田の病室に深見が潜り込んで、耳元で犯行を自白する様子はシリアルキラーの異常さがさく裂。SNSでは演じるリリーに対して「変態役うますぎ」「狂った演技マジですごい」「怪演凄まじい」といった言葉が並んだ。

また、深見が柴田の病室に行く場面では、警備する警察官役でお笑いコンビ・シソンヌじろうがゲスト出演。じろうは自身が出演していないにも関わらず、本作の放送前にSNSで手を胸の前でクロスさせて鳥のような形にする“ヘミポーズ”をした姿の写真と共に宣伝を行ってきた。それを知った番組側からのオファーで実現したのだが、視聴者もじろうの登場に沸いた。