コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回は、「まんがタイムオリジナル」(芳文社)で「鈴宮さんのダジャレをスルーできない」を連載中の漫画家のためさんがTwitterに投稿し話題となった、「ドジっ子ラブコメ」を紹介する。
サオリがキッチンのドアを開けると、そこには手や服を真っ赤に染めた父親の姿が。一見、血がしたたる凄惨な事件現場のような不穏なシーンだが、実のところ、フタの開いたトマトジュースを振ったことで中身が飛び散っただけという、典型的なドジっ子ムーブ。この物語の「ドジっ子」は父親なのかと思ったのもつかの間、父親と口論になったサオリが家を飛び出そうと走り出すが、ドアノブにパーカーのポケットを引っかける。サオリを追いかけようと立ち上がる父親は、家具の角に足の小指をぶつける…。そして、その後も、家を飛び出したサオリを追う父親にさらなるドジが発動する…。
ドジに次ぐドジが波のように押し寄せる本作。シリアスなトーンで親子のやりとりを描きつつも、愛すべきドジが随所に差し込まれる。この作品を投稿したツイートには、9月27日現在で1万近くのいいねが集まり、さらに、このドジっ子が渋滞しているような展開に「むっちゃ真面目にむっちゃ笑えたw」「草生えすぎて森になりそうw」「めっちゃ続き読みてぇ〜」など、多くのコメントが寄せられている。
今回は、「ドジっ子ラブコメ」の作者であるためさんに、創作の背景やこだわりを伺った。
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