いつになく強い言葉を口にした亮に、視聴者も衝撃を受けたよう。「りょーちん、どうした!?」「それが本音なのかな…」と驚きの声が上がる一方で、「りょーちんの言葉の重さ…」「『きれいごと』の一言に地元で生きてきたりょーちんの苦しさが詰まってる」「キツいなとも思うけど、地元で頑張ってきた自負があるからこその言葉でもある」と、亮の真意を考察する声も。放送後はたちまち「りょーちん」がTwitterのトレンド上位に浮上し、Yahoo!検索ワードランキング1位に躍り出た。
亮を演じる永瀬の演技にも絶賛の声が集まった。百音の返答を待って一瞬浮かべた「ふっ」とあざけるような表情。「きれいごとにしか聞こえないわ」といった時の、百音を試すような視線。「セリフ以外で伝わることがものすごく多い」の声が上がり、「永瀬くんの演技に痺れた」「些細な表情の変化で感情が伝わる…」と、その演技力を評価する声も多かった。
百音にとって島に戻るという選択は、登米と東京で自分の人生を模索する中でやっとたどり着いた答え。95話では、朝岡(西島秀俊)に「人の顏が見える仕事は、傷ついた人のそばを離れることも許されない。厳しい面もある」と突きつけられても「もしそうなったとしても、今度は離れない、って思っています」と固い決意を見せていた。
だが、その思いは周囲に伝わらない。第97話では、気仙沼はまらいん課の遠藤課長(山寺宏一)にも「なんで戻ってきちゃったの?」と無遠慮な言葉を投げかけられたばかりだ。“気仙沼編”では、百音の“みんなのそばにいたい”という思いが地元の人々にどう受け入れられていくのか、そのために百音が何をするのかがポイントになっていきそうだ。
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