数々の人気バラエティーを手掛け、近年では映画やドラマの脚本でもその才を発揮する、ヒットメーカー・鈴木おさむが手掛けるオリジナル映画「ラブ×ドック」が2018年に全国ロードショーされることが決定。鈴木が脚本及び、本作で映画監督デビューを果たす。
少女マンガが原作の10代、20代向けの恋愛映画が主流の昨今で、「大人も楽しめるラブムービー」をオリジナル脚本で作りたいという鈴木とプロデューサーの熱い思いの下、本企画が実現した。
主演のパティシエ・郷田飛鳥を演じるのは、吉田羊。テレビドラマ「HERO」(フジテレビ系)でのブレーク以降、数々の映画やドラマ、CMに出演し、舞台で培った確かな演技力と美貌に加え、知性と親しみやすさを兼ね備えたキャラクターで、押しも押されもせぬ人気女優の地位を確立してきた。
映画では初の単独主演となり、待望のラブストーリーとなる本作では、出会い多き女でありながらいつもうまくいかず、恋に仕事に悩みが尽きない等身大の女性像を演じる。
「エンタメ界の中枢を担う鈴木おさむ監督が料理する吉田羊がわれながら非常に楽しみです」と期待を寄せながら、「不器用な飛鳥の、恋のドキドキ、チクチクを精いっぱいお届けできるよう頑張ります」と力強く意気込みを語った。
そんな飛鳥の運命の相手候補となる男性キャストも豪華絢爛(けんらん)。飛鳥のスイーツ店で働く一回り以上年下のパティシエ・花田聖矢に野村周平。吉田との久々共演に「現場で吉田さんに本当に胸キュンしてもらえるように、そしてたくさんの先輩方に負けないよう頑張ります」と腕をぶす。
飛鳥のスイーツ店の見習いパティシエ・権田に、映画「恋人たち」(2015年)で主演に抜てきされた若手俳優・篠原篤を起用。篠原は「『こんな面白い世界に俺大丈夫か?』という一抹の不安もありますが、演じさせていただく役柄のように猪突猛進気味に精いっぱい努めさせていただきます」と意気込む。
さらに、飛鳥と不倫をするスイーツ店のオーナー・淡井淳治に、自ら“吉田羊ファン”を公言している吉田鋼太郎がキャスティングされた。吉田鋼太郎は「吉田羊さん演じる飛鳥に魅せるロマンチックな『偽』と、その裏にある格好悪い『真』とのギャップを楽しんでいただけたらと思います」とアピールした。
また、飛鳥の友人が通う整体ジムのトレーナー・野村俊介を玉木宏が演じる。
鈴木監督作品について「軽やかでカラフルな作品になることは間違いないですね」と話しつつ、自身の役柄には「体のコンディションを調えて、鈴木組のセッションを楽しみたいと思います」と意欲的に語る。
20代、30代、50代とさまざまな年齢の、個性豊かな男性たちと飛鳥が繰り広げる恋模様に、心臓がドックンドックン高鳴りそうだ。
鈴木監督は「今、日本の映画では、10代20代が楽しめる恋愛映画はあふれていますが、30代、40代までが楽しめる恋愛映画がない気がします。なので、この映画が、意外にありそうでなさそうな、大人も楽しめるラブムービーになったらいいなと思っています。
吉田羊演じる主人公が、35~41歳の間に、不倫、友人の好きな人と恋する、年下の恋、そんな3つの恋を経験して、失うもの、そして失ったあとに得る物って何なのか? 共感したり、腹が立ったり、クスっときたり、時にはキュンと来たり…。
いろいろな気持ちになれるラブムービー。それが『ラブ×ドック』。吉田羊曰く『ドキドキしながら、チクチクする』。これは、ドキチクッラブムービーなんです」とコメントを寄せた。
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