石原さとみ、初の母親役で“娘”稲垣来泉を溺愛「もう本当に好き」

2021/10/05 20:08 配信

映画 会見

石原さとみが映画「そして、バトンは渡された」ジャパンプレミアに登壇撮影:山田健史

女優の石原さとみが10月5日、都内にて開催された映画「そして、バトンは渡された」ジャパンプレミアに、共演の永野芽郁田中圭市村正親稲垣来泉、そして前田哲監督と共に出席。石原が、血のつながらない娘役を演じた稲垣への愛情を口にする一幕があった。

同作は、名字が4回変わった優子が、親がついていた命を懸けた“うそ”を知り、想像を超える愛に気付く感動作。主演の永野が優子を演じ、優子の義理の父・“森宮さん”役を田中、夫を何度も変えて自由奔放に生きる魔性の女性・梨花役を石原が務める。

石原は、梨花の血のつながらない娘・みぃたん役の稲垣と登場。稲垣からのサプライズである花束を笑顔で受け取ると、手をつなぎながら階段を降りてステージに立った。

今作が初の母親役だという石原だが「母親役ということで気負いはそんなにしなかった」という。「梨花がみぃたんのことを好きなように、私が来泉ちゃんのことをどれだけ好きになれるかにかかっている」と役作りで大切にしていたことを告白。

続けて「監督の計らいで、クランクインの前に二人の時間を設けさせていただいて、そこでたくさん話して遊んで、もう『本当に好きだ』って。そこでツーショット写真を撮らせていただいて、ずっと待受画像にして、離れても愛を育んでいた」と稲垣と接することで生まれた溢れんばかりの愛情を口にした。

そんな石原に稲垣は「楽屋以外でも、撮影の合間とかにずっとお話とかをしていて、本当に親子みたいな関係を作れてすごくよかったです」とにっこり。「この間、久しぶりにお会いして、その時にも『くるみん、くるみん』ってさとみちゃんが言ってくれてとてもうれしかったです」と仲の良さをうかがわせた。

また石原は、稲垣について「田中圭さんと(共演の)大森南朋さんにだけはいたずらをするんです。なんていうか強い」と暴露。現場での稲垣の様子に、田中は「すごく接し方が子どもっぽいなと思っていました」と吐露し、石原は「南朋さんとかには、なぞなぞを出しては最後まで答えられないことに対してのイジリがすごい。南朋さんが良いリアクションしてくれたからね」と笑っていた。

◆取材・文=山田健史