鈴木亮平、唐沢寿明との感動秘話を明かすも「全部台無し」と嘆く

2021/10/10 15:01 配信

バラエティー

鈴木亮平が「1億3000万人のSHOWチャンネル」に出演※ザテレビジョン撮影

10月9日放送の「1億3000万人のSHOWチャンネル」(毎週土曜夜9:00-9:54、日本テレビ系)では、ゲストに鈴木亮平が登場。これまでの半生で転機となったエピソードを明かした。

櫻井翔は、鈴木に「この間のドラマ(『TOKYO MER~走る緊急救命室~』TBS系)を見ていたんですよ」と伝えると、「お会いするとまた体形が違う」と驚く。役に合わせて体形を変える鈴木を「すごい!」と称えるが、鈴木自身は「自分でもどれがスタンダードな自分か分からない」と悩みを打ち明ける。

そんな中、鈴木の半生を振り返る。学生時代にアメリカに留学した鈴木は、そこで日本のことがあまり知られていない状況に「悔しいな」と思ったという。その思いから「その時からもともと俳優にはなりたいな、と思っていたんですけど、俳優になって自分が頑張っていけば、ゆくゆくは日本っていう存在を知らしめることができるのかもしれない」と、思いを新たにしたことを明かした。

大学に進学すると、演劇サークルに所属した鈴木は、新入生ながら坂本龍馬役で主役を務める。「坂本龍馬が好きだったので、先輩に『やりたいです』とアピールして、オーディションを勝ち抜いてやれることになったんです」と回顧。「初めてやったときに、なんて演技って難しいんだろう、って思ったんです。悔しくて、もっとうまくなりたい。今思えば、(その思いで)今まで続けてこられたのかな」と振り返った。

その後、プロの俳優になりたいと思った鈴木は「自分でプロフィールを作って、原付で持って、片っ端から電話帳に載っている芸能事務所を回った」と話す。厳しい対応をされる中で、キャスティング会社を訪れた際に、「俳優は難しいかもしれないけど、背だけは高いからモデル事務所だったら紹介してあげる」と言われ、モデルから芸能活動をスタートしたという。

その当時の友人から、無名時代の鈴木が唐沢寿明に「あなたを超えてみせます」と宣言したことが暴露されると、鈴木は「その話は言っちゃダメなやつだ」と困惑。

唐沢出演の舞台を見た鈴木は、その思いを伝えたいと面識はなかったが「鈴木が来ましたと言ってください」と、鈴木という名前が多いことを利用して、他の誰かと勘違いをさせる方法で楽屋あいさつに紛れ込むことに成功。しかし、唐沢を前に「人生で一番ドキドキして」と緊張してしまい、「頭が真っ白になっちゃって。いつか超えますって言っちゃったんですよ」と告白する。

ただ、その時の「唐沢さんの返しにものすごく感銘を受けて」と言うと、唐沢が「俺なんて超えるの簡単だよ。売れたらおごってくれよ」と言ったことを明かす。その際、鈴木は「いつか役者になって唐沢さんと共演できたとしたら、一緒に食事に行って、そっとおごりたいと思っていた」と心に誓ったという。

だが、それはまだかなってはおらず、その時が来たらそのことを覚えていない唐沢に明かしたかったと言い、「(この放送で)全部台無しです」と嘆いた。

次回の「1億3000万人のSHOWチャンネル」は10月16日(土)夜9:00より放送予定。ゲストに加藤シゲアキ、柳楽優弥、杏、山田涼介らが登場する。

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