――秋山さんは、仲さんどのような印象を持たれていましたか?
秋山:仲さんとは何度も共演させていただいているのですが、とても頼りになる方だなと思います。
僕が子役に扮した2時間のドラマがあったのですが、その時も僕に本当に子役のように接してくださって…(笑)。とても器の大きい方だなという印象です。
――“ズームバック”することで悲劇を喜劇に変えるということですが、秋山さんと仲さんは最近ネガティブなものがポジティブに印象が変化したことなどはありますか?
仲:私は買い物を良くするのですが、よく考えてみれば必要なかったな…と思うものを買ってしまうことが多いんです。
ですが、意外と使わなかったものを取っておくと、使う機会があり「取っておいてよかったじゃん!」って思うことが最近ありました。なので、買いすぎたものも、無駄遣いだったな…と思うのではなく、いつか自分のためになると思い、大切に倉庫にしまうようにしています。
秋山:僕は、自分自身を“引き”で見ると、自分の見た目に驚きます。髪も長いし、肌も焼いているし…でもテレビで見ると“焼き”が甘いな…と感じたり(笑)。
あと今後、劇場で受けなくても、スベってしまっても、引きで見たら、たった何十人に対してうけなかっただけで、たいしたことないんだと思うことにしよう…と思いましたが、芸人としては、まずはそこを笑わせないと意味がないですよね。
なに弱気になってんだという話ですね。いままさに自分を“引き”で見て反省してます(笑)。
――今回の秋山さんの引山澄漠山というキャラクター、とてもインパクトが強いですが、実際にキャラクターを演じられていかがでしたか?
秋山:実は、このキャラクター作りとても苦労しました。髪型をどうするか、衣装はどうするか和なのか洋なのかなど何度も打ち合わせを重ねました。着物だけだと、仙人に見えてしまうからベストを入れてみよう!だとか、きっちりしすぎるのも良くないので、靴を変えてみようとか…。
ものすごいバランスを計算しつくされたキャラクターです!
あとは、ひげも特徴的なので、顔の“寄り”をたくさん使っていただきたいですね(笑)。
でも、いざカメラの前に立って“引き”で見てみると「ベーカリープロデューサー」にしか見えなくて(笑)。都会で不思議な名前でパンとか売り出してみようかな?とか考えています。