――連続ドラマ化が決まった際の心境
素晴らしい企画だと思いました。骨太で極上のエンターテインメントを連打する「ドラマW」に再び参戦できるのは、自分にとって望外の喜びです。しかも主演は亀梨さんで、中田監督が総監修――身が引き締まる思いを味わいながら、これは絶対にいい作品ができると確信しました。
――原作を読んでの感想
全く先の読めない展開に一気に引き込まれました。さまざまな場所に全くの別人となって出没する鏑木。関わった人々に見せる彼の“顔”は犯人のそれか、それとも…? 逃走劇としての面白さはもちろん、多様な人間関係がきめ細やかに描かれ、人間が人間を信じる事の意味が問われる、とても濃密で深い味わいの物語に胸を打たれました。
――主演を務める亀梨さんの印象
初めてお会いしたときから、亀梨さんから発せられる熱量が半端なかったです。死刑宣告という過酷な運命と向き合う鏑木。準備の段階から亀梨さんの瞳の奥には、そんな鏑木の憂いと執念が感じられ、その意気込みにゾクゾクしました。現場でも亀梨さんの集中力は本当に素晴らしく、全身全霊の演技に大きな手応えを感じています。
――視聴者へのメッセージ
逃走を続ける鏑木は真実を証明できるのか? なぜ彼は出会った人々を窮地から救うのか? 誰にも本当のことを言えず、容姿を変えて逃げ続ける鏑木の“正体”は? 絶体絶命の逆境に抗い続ける脱獄犯をときにエネルギッシュに、ときにクールに演じる亀梨さんの演技は必見です。ほかに類を見ないヒューマン・サスペンス、どうぞご期待ください!
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