映画「ひるなかの流星」山本舞香『好きな子には尽くタイプ(笑)』

2017/04/05 10:00 配信

映画

原作を忠実に再現した胸キュンの名場面が満載の映画「ひるなかの流星」が絶賛公開中。映画キャスト陣によるリレー連載のラストを飾るのは、主人公・すずめの親友で女子力ナンバーワンのゆゆかを演じた山本舞香。馬村(白濱亜嵐)を巡って、女同士の熱いバトルも見せた彼女のソロインタビューをお届けします。

映画「ひるなかの流星」で女同士の熱いバトルも見せた山本舞香撮影=大石隼土


――山本さんが演じられたゆゆかは、馬村のことが好きで、ちょっと気の強い女の子。山本さん的にゆゆかの好きなところを教えてください。

すずめに対して、自分が思ったことをはっきり言うところです。しかも、ゆゆかの言葉は心に響くものが多くて。すずめとケンカした後も、一番にすずめのことを思っている。そういう友達を大切にするところが好きですね。

――山本さん自身と似ているところはありますか?

私も友達を大切にするので、そこは似ていると思います。自分が『この子好きだな』と思ったら、何でもしてあげたいし、もしその子が悩んでいたら、すっきりするまで話を聞いてあげたいので。たぶん、私は尽くタイプなんでしょうね(笑)。

――ゆゆかとすずめは最初こそケンカしますが、すぐに親友になります。すずめという女の子に対しては、どう思いますか?

すずめも好きです。思っていることをバシッと言ってくれるのがいいですよね。実際、(すずめを演じている)芽郁もそんなタイプで、一緒にいて気持ちがいいし、楽なんです。逆に、馬村がすずめのことを思っていると知って嫉妬する前半のゆゆかは、あまり好きじゃないかな。いろんなことを思っているのに、それを相手に伝えようともせずにいるときの顔がイヤだし、イラっとするんですよね(笑)。でも、こういう子って、本当にいるなって思いました。

――三浦翔平さん、白濱亜嵐さんの印象はいかがですか?

白濱さんは、ダンサーとしてのクールな顔しか見たことがなかったから、『お芝居をすると、こういう表情をされるんだ』と思いました。あと、白濱さんは兄貴分というか、クラスメートの犬飼(小野寺晃良)と猿丸(室井響)のことを弟みたいにかわいがっていて、一緒にご飯にも行ってたみたいなんですよね。やっぱりそういう方たちの背中を見て育ってきた人なんだなと思いました。そういえば、白濱さんにはダンスを教えてもらいました。最初は芽郁がムーンウォークを習っていて、絶対にこっちにもふってくると思ったら、本当にふってきて。芽郁も私も全然できていませんでしたけど(笑)。

三浦さんは私よりも9歳年上なんですけど、「最近の10代は何をして遊ぶの?」とか聞かれて。頑張って私たちに近づいてこようとしてくれているんだな、というのはすごく伝わりました(笑)。それこそ三浦さんは一番年上で大人だったし、みんなのお兄ちゃんみたいな感じでしたね。私自身はあまり一緒のシーンがなかったのが残念です。

獅子尾(三浦翔平)とは「あまり一緒のシーンがなかったのが残念です」撮影=大石隼土


とにかくアクション映画が大好き


――ちなみに、映画のタイトルに“流星”とありますが、流れ星にお願いしたいことはありますか?

めちゃくちゃカッコいいアクション映画に出てみたいです。例えば、「バイオハザード」のミラ・ジョボビッチみたいなやつ。カーアクションもやってみたいし、刀による殺陣もやってみたい。とにかくアクション映画が大好きで、「バイオハザード ザ・ファイナル」('16年)は映画館で2回見ました。昔から空手とソフトボールをやっていたので、体を動かすのは得意なんですよね。

あと、映画「Zアイランド」('14年)でお世話になった品川ヒロシ監督と、もう一回お仕事をしたいです。そのときの撮影がめちゃくちゃ楽しかったので。品川監督の撮り方や編集も好きなので、それは星に願ってます。