――少し気が早いですが、もう一度三池作品に出演するとしたら、どんな作品に出演したいですか?
滝沢 自分が重要な秘密を知っているけど、好きな人や家族のために絶対に言えない、これを言ってしまったら絆が切れる…という重い作品で、ある人をきっかけにその秘密を言わなきゃいけなくなってしまう…っていうストーリーがやりたいです(笑)。ダークな世界も好きなんです。すごいアクションやすごい大恋愛をするわけじゃないけど、ちょっとずつ出る人間の感情や悪さや、抱えている重さが興味深くて。それを演じるのって、相当難しいことだと思うんです。そういう世界観をやってくれと三池監督に言われたら自分はどうやって頑張るんだろうって。どうせ演じるなら、この先も経験しないんじゃないかっていう世界を味わってみたいです。
――それでは最後に、「土竜の唄 FINAL」の見どころを教えてください!
滝沢 台本読んだときから驚きが隠せなかったのは、これを人間がどう演じるのかっていうことです。撮影現場では、毎日自分の想像の浅はかさをぶったぎられている気がしました。見どころは、見れば見るほどハマっていくような、抜け出せないトンネル。だけどそこはすごく明るいって感じがして、抜け出したくなくなる感覚になると思うし、見てもらう皆さまには“これが元々は字だった”ってことは忘れないでほしいです(笑)。私と同じ気持ちで「俳優さんたちってすごい!」って思ってもらえると思います。
サーモンさんは、かっこよく犯人を追っていく姿も見てもらいたいですし、初めてセクシー、お色気に挑戦して、自分の100%以上を出しました! 「バッチ来ーい!」という感じで殻を破ったので、見ていただけたらうれしいです。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)