<カムカムエヴリバディ>“勇ちゃん”の甲子園が戦争で…!哀しい展開に視聴者「どうか幸せに…」

2021/11/12 11:37 配信

ドラマ レビュー

甲子園出場を目指す勇(村上虹郎)“最後の夏”にも戦争の波が「カムカムエヴリバディ」第10回より(C)NHK

上白石萌音、深津絵里、川栄李奈がヒロインを務める連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか※土曜は月~金曜の振り返り)。11月12日に放送された第10回では橘安子(たちばな・やすこ=上白石)に思いを寄せる幼なじみ・雉真勇(村上虹郎)の心情が描かれ、視聴者の共感を集めた。(以下、ネタバレがあります)

今週は第2週「1939-1941」(11/8-11/12)を放送中。安子に縁談話が持ち上がったことをきっかけに、安子と稔(松村北斗)の関係が進展する姿が描かれた。

安子との交際について、どこまでも誠実に真剣に向き合う稔。だが、弟・勇も負けてはいない。安子が稔と出会ってからはまだ2年ほどだが、勇とは同級生。幼い頃からの名残で、今でも安子を“あんこ、あんこ”と呼ぶほどなのだ。

勇は、稔に「わし、あんこのことが好きなんじゃ」と打ち明け、「あんこが兄さんを好きなんは知っとった。しゃあけど、兄さんが本気で相手にするたぁ思うとらなんだ」と思いをぶつけた。雉真繊維という大きな会社の跡取りである稔が、結婚相手を自由に決めることなどできるはずがない。中途半端に付き合っても、安子を傷つけるだけ、と勇は案じていた。

そんな勇に、稔は「誠意を尽くしてわかってもらおう思ようる。父さんや母さんにも、安子ちゃんのご両親にも」ときっぱり。勇は「わし、今年が最後の夏なんじゃ。諦めん、甲子園も…あんこも」と、完璧な兄に正々堂々向き合った。