代々通詞の家に生まれ、才能を発揮する有能なオランダ語通詞。英語をも身につけようと学んでいる。壮多との運命的な出会いに刺激を受け、その導き手となる。
唐人を父に持つ芸妓見習いの少女。おてんばで三味線が得意。偶然知り合った壮多と親しくなる。
通詞の卵だが語学は苦手。熱くなりやすい性格。剣術は腕に覚えがある。
トリの友達で、オランダ人を父に持つ青年。大工や荷役などの仕事を請け負い、たくましく生きている。
事件の捜査にあたる同心。江戸出身。森山栄之助(小池)と親しい。
長崎奉行所の船掛(ふながかり)として、海上での交渉を任されている役人。
オランダ人の父を持つ女医。産婆役もつとめ、芸妓の置屋『柳屋』でも頼りにされている。
オランダ商館の勝手方として、オランダ船の交易や出島の出納を取り仕切る。
置屋『柳屋』に居候し、医師の真似事やオランダ語を教えるなどしながら、よろず相談を受けている不思議な男。下町の裏事情に通じている。
大通詞。清十郎の父。磊落(らいらく)に見えて、内心は息子の将来を案じている。
大通詞。オランダ通詞全体のまとめ役・年番通詞を務める。
江戸から赴任している長崎奉行。オランダ・清のみならず、外国船との難しい対応を迫られる。
長崎に生まれ、赴任してくる代々の長崎奉行の家老をつとめて、その辣腕(らつわん)をふるっている。
長崎の街に飛び込んだ壮多にとっては、全てが未知との遭遇。たくさんの出会いが壮多を変えていきます。
濃いめの個性の持ち主が満載のこの物語、ふさわしい方々に集まって頂けました。長崎ことばや英語・オランダ語などたくさんのチャレンジをお願いしましたが、期待を超えて個性を発揮されています。そして時代劇にクリス・ぺプラーさん!みなさんが彩る、「わげもんワールド」をお楽しみに。
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