声優・南條愛乃、ソロデビュー10周年を前に今の自分を見つめ直す

2021/11/16 20:00 配信

芸能一般 インタビュー

【写真を見る】12月には約4年半ぶりとなるオリジナルフルアルバムをリリースする南條愛乃(撮影/藤城貴則)

アニメ『ラブライブ!』シリーズの絢瀬絵里役や『戦姫絶唱シンフォギア』シリーズの月読調役などで人気を博し、卒業を発表したばかりのfripSideの2代目ボーカリストとしても10年以上の活動歴を誇る声優の南條愛乃。11月10日に発売されたニューシングル「EVOLUTiON:」は、アニメ『進化の実〜知らないうちに勝ち組人生〜』のオープニングテーマ。彼女が“南條愛乃”名義でテレビアニメのオープニングを歌うのは、2012年12月のソロデビュー以来、今回が意外にも“初めて”のこと。

「“グリザイア”シリーズをはじめ、これまでにエンディグテーマは何曲も歌わせていただきましたし、アプリゲームのオープニングテーマを歌わせてもらったこともあるんですけど、アニメのオープニングテーマは一度もなかったんですよね。来年ソロ10周年を迎えるのに1曲もないんだと思ってて…。いろんな方がオープニングテーマを歌われているのを見て、ちょっと置いてかれてる感はありましたね」

待望のオープニングテーマの決定にSNS上は「初!」や「おめでとう!!」というコメントで沸いたが、本人にはレコーディング中の何気ない会話の中でぬるっと知らされたそう。

「私、事務所からはソロの楽曲としか聞かされてなかったんですよね(笑)。レコーディング中にディレクターさんとの会話の中で“オープニング”という単語が出てきて。「え? オープニングなんですか?」って驚きつつ知りました(笑)。私にとっては記念すべき初のオープニングテーマなんですけど、『やったね!』ってみんなで喜ぶ瞬間はなかったです。ただ、ファンの方々が、私以上に喜んでくれて。急にプレッシャーを感じたりしましたけど、曲への向き合い方としてはエンディングテーマを歌わせてもらった作品と変わらずに頑張ろうっていう思いで歌わせていただきました

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