多くのアーティストや俳優が活躍するEXILE TRIBEの中で、兄弟で所属するメンバーが2組いる。EXILE のSHOKICHI(兄)と劇団EXILEの八木将康(弟)と、三代目J Soul BrothersのELLY(兄)とTHE RAMPAGEのLIKIYA(弟)だ。
劇団EXILEの俳優として、映画やドラマで活躍する八木将康は、現在、dTVとフジテレビの共同制作による配信ドラマ「Love or Not」に出演中。EXILEのSHOKICHIを兄に持つ八木は俳優になる前、実はボーカリストを目指していた。
八木「歌手になりたいという夢があって、2010年に『VOCAL BATTLE AUDITION 2』(三代目J Soul Brothersのボーカリストを輩出)を受けました。受けてみたら『SHOKICHIの弟が来てるぞー!』っていきなり注目されて驚きました。ファイナリストまでは残ったんですけど、結果的に落選したので、そこで地元の北海道に戻ったんです。でも、どうしても夢を諦め切れなくて、東京で歌のレッスンを約3年間ほど続けていました。とはいえ、その間に道をなかなか切り開くことができなかったので、地元に戻ろうかと思い始めていることをいろんな方に相談していたときに、役者を目指してみないかと勧めていただいたんです」
―それまでは役者をやることを考えていなかった?
八木「まさか自分がお芝居をやるとは思ってなかったです。でも、今思うと不思議だなって思えるような話があって。僕は春のセンバツ高校野球大会で甲子園に出場しているんですけど、そのときの将来の夢に『俳優』って書いていたんです。野球は高校生までと思っていたというのもありましたが、きっとその当時ドラマにハマっていて、役者のお仕事って楽しそうだなと思ってそう書いたんでしょうね(笑)」
―その後、どんな心境の変化があったんですか?
八木「自分自身は気付いていないけれど、役者に向いている部分があると感じてくださったから、演技経験のない自分に対して、声をかけてもらえたかもしれないし、自分が知らない自分を見てみたいと思いました。その後、舞台出演をきっかけに劇団EXILEに誘って頂きました」
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