門脇麦が奴隷役で苦悩「今まで何をしてきたんだろう」。舞台フェードルで大竹しのぶと共演

2017/04/06 21:23 配信

芸能一般

フランスの劇作家「ジャン・ラシーヌ」が書き上げた傑作「フェードル」が大竹しのぶ、門脇麦らで舞台に

悲劇へと向かう女性の姿を美しく描いた古典演劇「フェードル」が4月8日から東京・渋谷Bunkamura シアターコクーンで上演される。

主演の大竹しのぶ門脇麦平岳大らが記者会見を行い、舞台への意気込みを語った。

王族の娘で、奴隷の身分に落ちた難役を演じる門脇は、膨大なセリフ量と求められる演技レベルの高さについて「この仕事始めて5年が経ちますが、私は5年間何をしてきたんだろうって思ってしまいました」と本音をポロリ。演出家・栗山民也の稽古では、課題を少しずつ与えられ、自身の役を深めていったのだという。

舞台では、大竹と門脇が一人の男性(平岳大)を巡って、複雑な三角関係を繰り広げる。大竹は「麦ちゃんと(平)のシーンを見ると、『そりゃ(平が)麦ちゃんを好きだろう』って。彼はなぜか私を怖がるんです。なんでなんだろうって」と平との稽古中のエピソードを披露し、記者団を和ませた。