2021年に20周年を迎えたアニメ「テニスの王子様」シリーズ。2022年には10年ぶりのテレビシリーズとなる「新テニスの王子様 U-17 WORLD CUP(アンダーセブンティーンワールドカップ)」(以下、「新テニ U-17W杯」)の放送が決定しており、2014年にリリースされたOVAシリーズ「新テニスの王子様 OVA vs Genius10」の後の物語が展開する。WEBザテレビジョンでは、「新テニ U-17W杯」に新たに登場するキャラクターで、オーストラリア代表のJ・J・ドルギアス役を務める木村昴にインタビュー。初参加となるアニメ「テニスの王子様」シリーズへの意気込み、また本作への出演が決まっており、木村に影響を与えたという先輩・関智一への思いを語ってもらった。
――20年以上続く原作、また10年ぶりにテレビアニメ化となる「テニスの王子様」シリーズへの出演が決まった際のお気持ちを教えてください。
もちろん僕も見たことのあるタイトルですし、長く続く作品だというのも存じ上げていたので、今回お話をいただいた時はうれしかったです。
僕自身があんまりプリンスという感じのキャラではないので、これまでもプリンスという役を演じたことがないんですけれど、「ついに俺もプリンスか！」と思って、テンションが上がったのを覚えています。
――元々の「テニスの王子様」へのイメージっていかがでしたか？
タイトルからも「テニス」を題材にした作品だということは分かるんですけれども、やっぱり作品の人気や、これまで「テニスの王子様」が挑戦してきたことを見ると、「テニス」という枠に収まらない、エンターテインメントが凝縮されたような面白いコンテンツなんだなというのは理解しています。
巷でいう2.5次元や、アニメ原作の舞台というのは今でこそとても流行っていますけれど、(「テニスの王子様」は)その先駆けになっているような作品ですし、アニメーションとしてもさまざまな挑戦をしていて、本当に作品としていろいろな人に愛されている理由が分かる作品だなと思いますね。
僕もずっと子供の頃から耳にしていた作品ですし、長く愛されている作品に携われることは声優としても非常に光栄なことなので、「『テニスの王子様』のお話をいただいています」という話をマネジャーさんから聞いた時も「まじっすか!?『テニプリ』に木村もついに出れるんですか!?」って、テンションが上がりましたね。