松本は自らのシーンがない日も撮影現場に足を運んでいたといい、その理由は「なかなか顔合わせができない状況もあり、直接言葉を交わすシーンがない共演者もいらっしゃったので、ご挨拶に行かせていただきました」。こういった“座長”松本の心遣いを、シリーズ初参加の杉咲も「本当に勉強になることばかり」と絶賛。「悩んでいるときに『どう?』って聞いてくださり、監督と3人で話す機会をくださったり、現場のスタッフさんの名前も覚えてさりげなくコミュニケーションを取られていたり。座長としてのかっこ良さをたくさん拝見しました」と尊敬のまなざしを向けていた。
最後に、作品の手応えを聞かれた松本は「まさしく“99.9(%)”。いい意味でドラマの空気は残っているし、その上で映画館で見て楽しめる部分もある。観客の皆さんに見ていただいて、0.1が埋まるのではないかな」と、その出来栄えに自信を見せる。スペシャルドラマ、そして映画版の撮影は松本にとって「2021年に入り、がっつり仕事をリスタートするタイミング」だっただけに、「『おかえり』と言ってもらえるようなところで仕事ができたのは、スタッフの皆さんや『99.9』という作品に感謝しているところ」と感謝を述べながら、「2021年の終わり、2022年の始まりにカラッと気持ち良く劇場を後にしていただける作品に仕上がっています。少しでもこの国が明るくなったらいいな、なんて願いを込めて、たくさんの方に見ていただけたら」と話し、イベントを締めくくった。
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