松山ケンイチが「平清盛」で学んだ、子どもにも教えたい生き方「遊ぶように生きる」<初耳学>

2021/12/05 22:28 配信

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「日曜日の初耳学」に松山ケンイチが登場!(C)MBS

日曜劇場「日本沈没―希望のひと―」(毎週日曜夜9:00-9:54、TBS系)にも出演中の俳優・松山ケンイチが、12月5日放送の「日曜日の初耳学」(MBS/TBS系)に登場。林修のインタビューに答え、大河ドラマ「平清盛」(2012年、NHK総合ほか)の主演をきっかけに大きく変わったという自身の人生観について語った。

「平清盛」は「自分にとっても宝物」


青森・むつ出身の松山。芸能界に入ったきっかけは、2001年に開催されたオーディション。松山は母親の勧めで応募し、1万6000人を超える応募者の中からグランプリを受賞した。

当初は、芸能界への憧れというより「東京に(遊びに)行くのが目的だった」という。「最終審査で『グランプリは松山ケンイチくんです』ってことになって、『やべぇ、マジでヤバいことになった』と思って。それは本当思いましたよ。えぇ…と思って」と語るほど、想定外の芸能界入りだった。

だが、才能はみごと開花。映画「デスノート」(2006年)で演じた天才名探偵・Lをはじめ、松山の演技は見る者を引きつけ、人気俳優へと成長していった。

そんな松山にとっての転機の一つが、清盛役で大河ドラマ初主演を果たした「平清盛」。主演発表時、25歳という若さだった。

「自分にとっても宝物ですよ」と、その経験を振り返り、「(「平清盛」制作発表の)記事を見た時に、これはどの役でもいいから出させていただきたいって言ったんですよ。そしたら、まさかの清盛で。『頭領かーい、なんでこんな若いやつが頭領なんだ?』と思って」と当時を回想した。

20代の若さで、60代まで生きたという歴史上の大人物・平清盛の生涯を演じた。「今まで自分自身が培ってきたものの豊かさみたいなものが圧倒的に足りない。自分を通して清盛を表現するわけだから、“何か”がないと出せないんですよね。だけど、何も出せない。空っぽだってことに気付いたんです」と、壁にぶち当たった日々を振り返った。

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