早乙女太一、初主演ドラマ「封刃師」2022年1月スタート 中島かずき脚本でダークファンタジー×アクション活劇描く

2021/12/06 05:00 配信

ドラマ 速報

ドラマ「封刃師」に出演するキャスト陣。左から、深川麻衣、早乙女太一、遠藤雄弥、中村ゆりか※提供写真

早乙女太一のラブコールで“相棒”役は遠藤雄弥に


早乙女が演じるのは、物静かでクール、“穢刃”を持つ者と鞘のみで戦う“封刃師”の御沙神駆(おさがみ・かける)。その相棒として駆と行動を共にし、駆の戦いを見守る五百津翔(いおつ・しょう)を、遠藤雄弥が演じる。こちらも早乙女のラブコールで決まったといい、「撮影中に太一くんがその話をしてくださって。ドキッとしました」とは遠藤談。2人は撮影の合間に食事やお茶をすることも多く、早乙女は「(遠藤は)いかつい顔してるんですけど、毎回クリームソーダ食べるんですよ! 癒やされていました。ギャップ萌えです」と裏話を披露。遠藤も、その際に早乙女が撮った写真をSNSにアップしたら、妻に「どこの女とクリームソーダを飲みに行ったんだ」と疑われた…というエピソードを明かした。

相棒として刺激を受けたことを聞かれた早乙女は、「遠藤さんが相棒で本当に助けられた。遠藤さん自身も言葉に説得力がある方。ファンタジーを現実味のある言葉にできるところを含めて、最初に遠藤さんが思い浮かんだ。遠藤さんのおかげですんなりその世界に入れた気がします」と絶大な信頼を寄せる。対する遠藤も「そのままお返ししたいくらい、僕も太一くんに支えられました。普段の関係が役にも投影されています」と、早くも抜群のチームワークを見せつけた。

アクションで心の闇をあぶりだす、中毒性のあるストーリー


そして、中村ゆりかが演じるのは鎮冥鞘師(しずめさやし)である石留カレン。穢刃を封印することができる特別な鞘を作る職人で、中村はその役柄を「異次元の世界から出てきたような人という印象。自分とかけ離れている役なので、逆に入り込みやすかったです」と語る。さらに、作品の魅力について「日本特有のアクションで心の闇をあぶりだすストーリーは中毒性があって面白い」と熱弁した。

さらに、“穢刃”が起こした不可解な事件を追う中で、賭たちとかかわる週刊誌記者・三條美緒を演じるのは深川麻衣。作品の見どころを「アクションの迫力はもちろん、“封刃”されてしまう人のストーリーも見どころ。何が正義なのか、現代社会と重なってドキッとするシーンもたくさんあって、男性も女性も、年齢も関係なく楽しんでいただけるドラマになっていると思います」とアピールした。

キャストが今、一番封印したいものは?


会見では、人の心の闇から生まれた“穢刃”を封印する“封刃”にちなんで、それぞれが“今、一番封じたいこと”を漢字一文字で発表する一幕も。「米」と記した早乙女は、本作の撮影で痩せた状態をキープしたいというが「お米がとにかく大好きで、本来は1日4食食べたいし、一食につきお米は3杯食べたいし、寝る前にとんこつラーメン2杯食べたい。でもすぐ太っちゃうので、“米欲”を封印したいです」と話す。似た理由で「麺」を挙げたのが深川。「ラーメンやうどんが大好き。ラーメンって夜に食べたくなることが多いんですよ。でも遅い時間に食べると、翌日顔がむくむかなとか、太っちゃうかなと思って…。誘惑と戦うのが苦しいです」と明かし、早乙女も「激しく同意します」とうなずいていた。

この流れから、中村が書いた「甘」も“甘いものを食べたい欲”かと思われたものの、そのこころは「人に甘える方の“甘”。疲れたときに癒やしが欲しくて、くだらないLINEを送って『どうしたの!?』とビックリさせてしまう」とのこと。最後に「己」とストイックな回答をしたのは遠藤。「自分が大好きなので(笑)。でもときどきそんな自分が嫌になる。役を真っ当に生きなさいという意味を込めて、己を封印して役者に邁進していきたい所存でございます!」と所信表明をした。

ドラマ「封刃師」にはこのほか、手塚とおる橋本じゅんらも出演予定。

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