<ラジエーションハウスII>和久井映見“渚”、“レインボーベビー”の母親に「たくさん泣いた分、たくさん笑ってね」

2021/12/07 19:30 配信

ドラマ レビュー

おなかに手を当てる伊藤歩“しずく”を優しく支える広瀬アリス“裕乃” (C)フジテレビ

信頼する渚からの言葉に母・しずくが笑顔で退院


ところが、しずくは1人目の亡き赤ちゃんを思い、治療の成功を喜ぶことができずにいた。その様子を見た唯織が“レインボーベビー”ステッカーなる虹の絵を手渡す。アメリカでは、早くに亡くなった赤ちゃんの後に生まれてきてくれた子を「レインボーベビー」と呼び、悲しみに暮れる夫婦の元に、雨上がりの虹のように希望を与えてくれる存在として愛することがあるという。しずくは唯織たちの優しい言葉かけに救われるのだった。

渚は「ありがとうございました」と退院するしずくに対し、「たくさん泣いた分、これからはたくさん笑ってね」と目を潤ませた。視聴者からは「初めて知ったな、レインボーベビー」「渚先生も鏑木先生もかっこ良かった!」「お母さんから聞いたことある。私もレインボーベビーだ」などの声が寄せられ、それぞれの心を揺さぶる放送だったようだ。

放送後、2022年4月29日(金)公開で「ラジエーションハウス」が映画化決定という発表もあり、いよいよ物語はクライマックスへ向かう。次回、最終話は12月13日(月)夜9:00より放送。唯織と杏(本田翼)の、小学校の同級生・郷田一平(工藤阿須加)が来院する。唯織との記憶を失っている杏が、一平の言葉で何かを思いだそうとするが、一平は突然意識を失い倒れてしまう。

※高嶋政宏の高は「はしご高」が正式表記