大泉洋、監督・劇団ひとりを称賛「褒めるのは悔しくてしょうがない」

2021/12/08 06:30 配信

映画 会見

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柳楽優弥「監督は大泉さんといる時だけが楽しそう」


ステージに登場した劇団ひとりは、「何年も温めていた企画で、ずいぶん前に撮り終わって完成もしていました。でも、まだまだ先だと思っていたら、もう明後日(から配信スタート)ということで、まだ実感が湧かないんですけど、東洋館で報告できるのは感慨深いです。本編でもこのメンバーが勢ぞろいすることはほとんどなかったのでうれしいです」と喜びを伝えながらも、「大泉さんとは取材でよく会うので飽き飽きしています」と話し、会場を和ませた。

それに対して、大泉は「劇団ひとりさんとは『青天の霹靂』という作品でご一緒させていただいて、今回も重要な役で呼んでいただいて、監督との絆を感じております」と感謝の気持ちを伝えつつも、「こう見えても、(劇団ひとりは)人見知りでなかなか友達もいない方で、撮影現場でも…友達がいないんです。僕のクランクアップが早めだったんですけど、『大泉さん、寂しいですよ』って言ってくれました。僕がいないと喋る人がいないので(笑)。僕といる時だけちょっと楽しそうでした」と暴露。

柳楽が「監督からは、いまだに褒めてもらえてないです。撮影中は本当に大泉さんといる時だけが楽しそうで」と愚痴ると、劇団ひとりは「インタビューを読むと、『作品を見て、監督のことが好きになりました』って言ってて。ということは、作品を見るまでは僕のこと嫌いだった?」と、撮影中に誉めなかったことを反省した。

本作の中で“タップダンス”も重要になっているが、柳楽と大泉はタップの猛練習を行ったという。柳楽は「現場でもずっとタップを踏んでいましたし、今の現場とか違う現場に行ってもやっちゃいますね。あれをやると体が温かくなるんです」と語る。

大泉も「それぞれ難しさがあって、柳楽くんは2分半ぐらいの長いタップをやんなくちゃいけなくて、僕は師匠のこなれた感じ、“上手な人がやってます”っていうのを見せなきゃいけなかったから、お互い難しかったです」と振り返って話した。

二人の練習について、劇団ひとりは「柳楽さんは努力を見せない、陰で練習するタイプなんですが、大泉さんは練習してますアピールがすごいんです!」と明かした。

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