大泉洋、監督・劇団ひとりを称賛「褒めるのは悔しくてしょうがない」

2021/12/08 06:30 配信

映画 会見

Netflix映画「浅草キッド」の配信記念イベントに大泉洋、柳楽優弥、劇団ひとりらが登壇撮影:田中隆信

劇団ひとりを嫌いになっても『浅草キッド』は嫌わないでください!


最後に、柳楽が「本当にエンターテインメントとしてもヒューマンとしての心理描写も丁寧に描かれていますし、見どころ満載ですので、純粋に楽しんでいただけたらうれしいです」とメッセージを送る。

すると、大泉は「このようなやりとりをしてきているので、この人を監督として褒めるのは悔しくてしょうがないんですけど、劇団ひとりの才能が溢れている作品だと思います。このステージに立っている我々役者も胸を張って『こんな素晴らしい作品はない!』と思える作品です」と話し、さらに語気を強めて「劇団ひとりはダメな男ですけど、この作品は素晴らしいと思います! 劇団ひとりを嫌いになっても『浅草キッド』は嫌わないでください!」と作品の素晴らしさをアピールすると会場から大きな拍手が起こった。

それを受けて、劇団ひとりは「今、大泉さんがおっしゃったように、僕はすごい男なんですよね」とジョークを飛ばしながらも、「本当に僕は中学生の時に原作を読んで、何十年も頭の中で想像してたんですが、それがやっと映像化しました。自分が想像していた世界観よりも、よりすてきでキラキラした作品になりました。演者さんに恵まれたんですね。本当にみんなが素晴らしくて、理想の『浅草キッド』が出来上がりました。ぜひご覧ください!」と、キャストへの感謝の気持ちを込めた、監督らしいコメントでイベントを締めくくった。

Netflix映画「浅草キッド」は12月9日(木)より全世界独占配信。

◆取材・文=田中隆信

関連番組