同作で沢口と初共演を果たした鈴木は、「撮影前から丁寧に優しく接してくださった」と笑顔で現場を包み込む座長・沢口の優しさに感激。
自暴自棄になった大樹と、暴走を止めたい丸子の思いが交錯する緊張感あふれる場面については、「彼の中で新しく生まれた感情を忘れずに演じました」と語り、穏やかな大樹が感情をむき出しにする熱演を披露。二人の気迫がぶつかりあう対峙シーンとなっている。
さらに同作には、丸子に“永田町の常識”をレクチャーする内閣府職員・萬屋吉康(よろずや・よしやす)として山崎樹範も出演。萬屋は休暇中の幸田秘書のかわりに丸子に振り回されることになるが、実は幸田役の八嶋智人は同じ劇団の先輩。演技巧者の八嶋に負けじと、山崎は本作で抜群の演技力とコメディーセンスを発揮し、物語に絶妙なスパイスを加えている。
また、伊武雅刀も自由新進党最高幹部・梅村幸之介役で名を連ねる。腹の底では一体何を企んでいるのか、一癖も二癖もある大物政治家を貫禄たっぷりに演じる。
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