華道“鳳流”の第4代家元の鳳丸子(沢口靖子)は、2期目をかけた衆院選で最多得票を獲得して見事、再選を果たす。ところが直後、公職選挙法違反疑惑を報じられ、いきなり苦境に立たされてしまう。すぐに対立候補のでっちあげと判明したからよかったものの、政策秘書・幸田光喜(八嶋智人)は2回生議員ならもっと賢く立ち回るべきと激怒。二人はけんかになり、幸田は会期中にもかかわらず休暇を取ると宣言、丸子は政策秘書不在のまま国会を乗り切る羽目に。
その矢先、国民の不満を聞くため“駅頭”に立った丸子は、元大学院生・萩原大樹(鈴木仁)と知り合う。大樹は、大学院で国家プロジェクトのシステム研究開発を手掛けていたが、退学になってしまったと激白。自分は“終わった人間”だと嘆く。未来を担う優秀な若者が学びの場を絶たれたことに憤りを感じた丸子は、若い世代が希望を持てる国にしなければと考え、大樹の復学の道を探りはじめる。
そんな中、党の最高幹部・梅村幸之介(伊武雅刀)の計らいで、丸子は予算委員会で質問に立つこととなり、内閣府職員・萬屋吉康(山崎樹範)からレクチャーを受ける。だが、その抜てきには梅村の黒い思惑が隠されており、丸子はまたもや窮地に追い込まれることに。
しかも、大樹が関わっていたプロジェクトの背後に巨大な闇が渦巻いていることが発覚し、さらにその不正が引き金となって立てこもり事件がぼっ発してしまう。丸子は急きょ、人質の身代わりとして現場に乗り込む。
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